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週末限定夫婦の本の学びvol.4

やっぱり宇宙はすごい
佐々木亮
SB新書

第1章
すごい爆発


わたしが
宇宙の学びを
はじめてからは

週末限定
夫婦の読書習慣も
もれなく
宇宙になった⭐︎

『月と銀河と星のロマン』
『宇宙兄弟』
などなど


前回の宇宙の学び
42/78では
“オーロラ”ができるしくみを
学んだ

そして
こちらの本にも⭐︎


2024年5月
日本各地の夜空に
赤いオーロラが出現

なぜ?
日本で
オーロラが見えたのか???

こちらの本には
ほやほやの
宇宙ニュースが
取り上げられていた⭐︎


オーロラは
一般的には
北欧やアラスカ
カナダのイエローナイフ
など
緯度が高い地域の
上空に

緑、青、紫の
光のカーテンが
見られる現象です

高緯度の地域への旅行を
計画しないと
なかなか見ることはできない
レア現象だからこそ
人はオーロラに
魅了されるのかもしれません
P19


確かにそう
ムーミンを訪ねる
フィンランドの旅を
妄想していたときに
オーロラも見たいかも?
って思ってた


太陽フレアについての
説明は
38/78と
“コラム”で
オーロラの現象については
42/78で
でメモしたので
今回は省く


この
太陽フレアの
学びがあったから

『宇宙兄弟』
29巻30巻も

はらはら
どきどき
没入できた


なぜ
普段はみられない日本で
オーロラがみえたのか???


その理由は
“太陽が
高い活動性の
時期だったから”

2019年から
2030年にかけては
「第25活動周期」と
呼ばれるサイクルに
あたります

2025年が
活動のピークであり
2024年は
ピークが直前に迫る
太陽活動が
非常に活発な時期でした

だからこそ
大きな太陽フレアが
発生し
普段は高緯度の地域でしか
見えないオーロラが
日本などでも
見られたのです
P21


基本的な
太陽フレアのメカニズムは
『月と銀河と星のロマン』で
学んだ

この本では
更なる学びが
あった⭐︎


“太陽の不安定さがフレアを起こす?”
P23〜

太陽フレアを
一言で言えば

「太陽が持つ
磁気エネルギーの
“解放現象”です」

太陽にも
地球みたいな
“磁場”があります

だけど
地球のように
北と南が
正確に把握できないぐらい
不安定な磁場です

叶うことは
きっとありませんが
太陽の表面に立って
コンパスを持って
針の差す方向を目指しても
北には向かえないのです

この不安定性こそが
太陽フレアの
発生要因になります

磁力線は
基本的には
南北に伸びていますが

“自転”しているうちに
ぐにゃぐにゃと
曲がっていきます

その理由は
太陽が
“ガスの塊”
であるからです

太陽は地球と違って
固体ではなく“ガス”のため
ガスの流れによって
磁場が安定せず
変化し続けます

特に
この現象を
生み出すのは
「差動回転」という現象


例えば
地球は
24時間で1回転します

“南極付近と赤道付近では
1回転する距離が違います”

南極の方が
距離が“短い”ため
ゆっくり1周すればいい

一方
赤道付近では
スピーディーに動かないと
24時間で1周できません

地球は
安定した“固体”なので
このスピードの違いに
影響を受けにくいですが

ガスのように
“不安定”な太陽だと
そうはいきません

ガスにくっつきながら
磁場はぐにゃぐにゃと
曲げられ

不安定さを
増していく

磁場は
その溜まった“ストレス”を
抱え込むことになる

そのストレスを
吐き出すタイミングこそ
「太陽フレア」です
〜P25

すごい⭐︎
すごい⭐︎⭐︎
説明が
わかりやすい⭐︎⭐︎⭐︎

この続きで
「黒点の正体」は
輪ゴムに
例えられていて

ねじって
ボヨつき

最後は
ポコっと
浮かび上がる
P25

輪ゴムの例え
とても
イメージしやすい⭐︎


「差動回転」の影響で
不安定さを増して
浮かび上がる
磁場の断面が
“黒点”

「不安定な状態を
安定した状態に
戻ろうとする」

そのときに
発生するのが
「太陽フレア」


もう少し掘り下げた
説明と図解あり
P27
浮き上がった磁力線の説明
「磁気リコネクション」のこと


“太陽フレアとは
磁力のエネルギーの解放”


今まで
基礎知識を
少しずつだけど
地道に
咀嚼してきたのと

難しい現象が
出てきても
素人のわたしにも
わかるような
例えで
説明されているので

ストレスなく
すんなり読めた♡

専門用語を
いかにわかりやすく伝えるか

佐々木さんの
“宇宙愛”を
とても感じる本

おもしろいぞ♡♡♡

読んでる夫も
集中力が薄れることはなく
ぐいぐい引き込まれてた


このあと
“スーパーフレア”
“ハイパーフレア”

“MAXI”
(国際宇宙ステーション搭載
全天X線監視装置)での撮影

恒星フレア
だけでなく

ブラックホール

超新星爆発

中性子星
などなどの
こと

わくわくが
詰まってる⭐︎


太陽フレアなんて
絶対に現場を見ることは
できない

だけど
実際に
観測や研究に
携わられていた方の
語り口調での説明は

ただの説明文ではなくなり
リアルな解説になる

週末限定
1ヶ月くらいで
すらっと
読めたけど

更なる学びを
深めたいから
復習しながら
メモしていこう♡



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