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四柱推命の教科書「五行バランスを知る」

こんにちは。うたこです。

「四柱推命は専門用語が多くて難しい」

これまでに100名近く鑑定してきましたが、何名かの方からこのような声をいただきました。

  

なるべく専門用語を使わずに鑑定書にまとめたい所なのですが、鑑定書の限られたスペースで全てを伝えるのは難しい…。

だったら!
四柱推命の鑑定を受ける時に補助的な役割を果たす参考資料があれば良いのでは?と思い至りました。 

四柱推命は
「自分を知る」ための最強ツール!
 

  • どうして私はこうなんだろう…

  • なんでうまくいかないんだろう

 
そんなときに、現状を知るための1つの手段として四柱推命を使ってみてください。

ぶっちゃけ、ふわふわ系スピリチュアルが苦手だった私がここまでハマった占いなので同じような方でもぜひ読んでみて欲しいです!

 


 

STEP1:命式の構造を理解する

 
四柱推命は以下のような「命式」というものを使って
鑑定します。 

四柱推命が難しいと言われる理由の1つが、
読み方も解らない、意味も解らない
この暗号のような漢字の羅列。

だいたいの方が1回ここで挫折しそうになるかも…

まずはそれぞれの要素を分解して理解していきましょう!

  

  

命式は4本の柱で構成される

命式は
時柱、日柱、月柱、年柱という、
4本の柱で構成されています。

意味は読んで字の通りですが、
・時柱=出生時間を表す
・日柱=誕生日を表す
・月柱=誕生月を表す
・年柱=誕生年を表す

これをサンプル命式で見ていくと…

この命式の持ち主の方は
「壬申」年
「庚戌」月
「戊申」日
「丁巳」時 に生まれたという読み方になります。

   
   

命式の構成を分解して読んでみよう

①丁 ②戊 ③庚 ④壬
⑤巳 ⑥申 ⑦戌 ⑥申
 

 

一見すると意味が解らない漢字の羅列ですが、
それぞれの文字にはもちろん意味があります。

この命式を1文字ずつに分解して
それぞれの意味を解析していくと、
以下のようになります。

  

①丁(ひのと)
…灯火、灯り、炎を表す

②戊(つちのえ)
…山を表す

③庚(かのえ)
…鉄塊、鉱石を表す

④壬(みずのえ)
…川、海を表す

⑤巳(み)
…熱を帯びた岩肌を表す

⑥申(さる)
…水に濡れた鉱物を表す

⑦戌(いぬ)
…鉱物を含んだ土を表す

 

以上のように、
全てが自然界のものを象徴しているんですね。

それではこの知識を前提として、
実際に命式を読んでいきましょう。

    

STEP2:実際に命式を読んでみる

命式を構成する4本の柱…
時柱、日柱、月柱、年柱では
それぞれの柱で全く違う要素を占うことが出来ます。

例えば年柱では第一印象、
月柱では社会運を見ることができます。

そして最も重要な要素が日柱。

日柱は、その人自身の本質を表す場所です。
 

  

このサンプルで見ると日柱は「戊申」

つまりこの命式の持ち主が表す本質は「鉱物を含んだ山」のイメージを持っていると鑑定します。

     

では、ここでもう1度命式を分解して
それぞれの要素を見ていきましょう。

  

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