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私が教育に興味を持ったきっかけ

私は教育の仕事を27年している。
学びを入れると約30年。
人生の半分以上になった。
この仕事を離れよう
と思った時期もあったけれど
結局離れなかった。

今はたぶん生きがい、
人生の一部

仕事という感じではなく
 
これが使命というならそうなのか。
私の命の使い方である。

振り返ると、運ばれて、運ばれて
今がある。色々なことがあったが
全部繋がっている。

最近走馬灯のように
過去のあれこれが思い出されるので
記しておこうと思う。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

私は小さな頃の記憶が割とある。
映像で今でもその時の光景が出てくる。

私が教育に興味を持ったきっかけ

まずひとつは

幼稚園が嫌いだったことである。

『みんなでお遊戯しましょう。』
『今日はこの絵を描きましょう。』


合奏の練習、劇の練習、
親たちが見に来る行事。

『くだらない』『つまらない』『やりたくない』と思っていた。

『今、私は、この遊びをしたいのに』
『この絵を描きたいのに』
なぜ先生が決めたことをするのかと思っていた。

でも、飲み込んだ。

母に『幼稚園嫌だ。休みたい。』
と言ったこともあるが、
『熱がでていない限り行きなさい』
と突っぱねられた。


私は一人っ子だったので
早く集団に慣れさせようと
当時、公立は1年保育だったのを、
私立の2年保育に入れられた。

私は、集団が嫌いだった
不快だった。

ひとりで空想の世界にいることが

快だった。

よくわからないまま、母に制服を着せられ
手を繋いで幼稚園に連れて行かれたことを
覚えている。

母子分離で泣きもしなかった。

意思を飲み込んでいたから、
おとなしめの
やりやすい子だったらしい。

でもいつも心の中では思っていた。

言語化することが苦手だった。
すぐに言葉にできない。

だから、話すのが苦手な方の気持ちもわかる。
(今はとってもおしゃべりだけど)

表に出さないと伝わらない世界
表面的なことで評価される世界

に戸惑っていたのだと思う。
見えない私の奥を見てほしかったのだ。

幼い頃の記憶。

読んで頂きありがとうございます、感謝。



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