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{毎日投稿#15}人類始まりて6千年・営まれた教育の原点とは

『体操学校や訓練学校、綴り方学校や競争学校、美術学校や帳簿学校、暗算学校や英才学校、音楽学校や合格率学校があります。いずれもウソの学校であり、危険な教育です。人の子を毒する甚だしきものです。さらに主我的の教育、排除的国家主義の教育、忠君学校、奉仕教育、国家教育、さまざまがあります。いずれも、それだけでは人の子の教育として、むしろ危険であったりします。
私は一切の主義と主張を撤廃して、ただ「人」に帰りたいのです。「人に帰れ、人に帰れ」。ただ「人の教育」です。そこには自ら否応なしに、ホントの教育が生まれます。

全人教育論 小原國芳  玉川大学出版


昨夜は「おうち算数研究所」の中牟田先生、三木先生とのミーティングでした。


私の運営するkodomonosononoの算数クラスの様子や報告も含め、お話をしました。


算数クラス 4年生 最小公倍数


そのことと関連し、いつも話題になるのが「子どもの学び方」とかけ離れ、また、世界の水準からも離れていく、日本の学校教育のお話です。

一番、大切であるはずの子どもの教育の置かれた状況、関心、捉え方の課題、大人側の問題がほとんどであると思います。


子どもを持つ親、先生、社会はどのような教育観、人間観を持っているでしょう。
ひとりひとりの意識が変わること、そのために、私は、私を使って、働きをしていきたいと改めて思っています。


ひとりひとりの人生や教育を学ぶスクール

私は、幼稚園で7年勤務していた27歳の時、大学への編入を考えていました。現場で得るものもありましたが、その経験を持って、もっと深く学びたくなったのです。「全人教育」を耳にし、小原國芳先生の教えに触れたくて、当初考えていた卒業した母校への復学をやめ、東京の玉川大学を選びました。

同僚のお父様が卒業生で、私が学びたいと話していると、「今行った方がいい」と。「今なら、國芳先生に直接教えを受けた先生が教壇に立っている。」退官される前に、直弟子の先生から教えを受けようと、正規の仕事を退職することを決めました。

たしか、一度、現地へ行き、場の空気感を感じ、ここだという直感に導かれ、すぐに退職を決めたと思います。

直弟子の先生方には、小原先生の精神、エネルギーが宿っており、深い深い魂の授業でした。また、追々、学び舎の話は出てくると思いますのでまた読みにいらしてくださいね。

昨日のミーティングでの話を受けて、多くの子ども達が通う学び舎が、なんとか早く、もっと、本来の教育の場に戻らないかという思いが、より湧き上がってきました。

「そもそも本来の教育の場とは」


を思いめぐらせた時に、浮かんだのが、
初めにも上げた、

小原先生の言葉。

最後の一文だけもう一度記しておきます。

「人に帰れ、人に帰れ」。ただ「人の教育」です。そこには、自ら否応なしに、ホントの教育が生まれます。

全人教育論 小原國芳  玉川大学出版

お読み頂きありがとうございました。
目標の15日投稿完了。たぶん、まだ続けられそうかな。スキやフォロー、嬉しいです☆

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