30年ぶりにミュンヘン

マリエン広場のＳバーンの地下駅から地上への階段を行くと、いきなり新市庁舎前のマリエン広場のクリスマスツリーを見上げることになる。そこはもうクリスマスマーケットの屋台が並ぶ縁日のような賑わい。
ホットワイン、チョコレート菓子やシュトーレン（中身の詰まったケーキのような名物）などを売る屋台に、多くの人々が談笑しながら佇んでいる。
そこから数分歩いて懐かしのホフブロイハウス。有名なビアホールだ。空いている席を見つけて先客に確認をして、大テーブルに相席で座らせてもらう。リズム心地よい音楽が演奏される舞台のすぐ近くだった。
胸を強調する民族衣装の女性店員に、アイコンタクトで呼んでオーダー。さすがに本場で飲むビールはうまい。濃い味わいと抑制気味の炭酸、そして華やかな香りに肉料理などの匂いが混ざる。
初日の到着後に寝不足の眼と頭で行く店としては、ちょうどよい量のヴルスト（ソーセージ）と付け合わせ。冬のドイツ、今日は幸せな気分で眠れそうです。