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初めての農作業してみました。。

 今週は、大特免許(農耕限定)受験組とそれ以外で分かれての実習である。わたしは、県内の人間ではないため受験資格がない。だからそれ以外組である。あまり新しいことをすると受験組と差がついてしまうため、今週はハウスの張替作業をすることになっている。

 それ以外組の実習内容は、上にも書いたがハウスのビニールの張替作業である。まずは、小袴から。小袴とは、両側の地面から50センチくらいのところに貼る部分。ここは土が寄ってきたりするため、耐久性がある黒ビニル
を貼る。そのため埋まってる部分を掘り起こしの作業を行う。桑を使って小袴の裾がでるまで掘り返す。ハウスが長ければそれだけ掘り起こし作業が大変になる。完了したら次は、ビニルを抑えているビニペットを外して今ついてるビニルを外していく。とるのは簡単だ。レールにはめ込んでいく形だから引っ張って外していけばよい。反対に新しいのを取り付けるときは、いくつか手順が必要。まず、よれていてはいけないためピンッと張っておかなければならない。そのため、ある程度の幅間隔でビニペットで仮止めをする。それから本番用に止めていく。取り付けが完了したら後は、土を埋め戻していけばよい。鋤簾(じょれん)を使って土を削ったりしながら通路が平らになるように。その時も浮いたりしないように、裾を少し踏んで土をかけるとよいみたいだ。
 それから、妻面の張替作業である。妻面は出入り口面のこと。やることは、先の袴と同じであるが、ハウス頂上部のビニペット取らないといけないため、脚立に上っての作業である。上に立ってビニペットを外していく。その前に外すときは、上下どちらから作業しても良い。だけど、新しいものを取り付けるときは、上からはめていくことが大事だ。下を先に決めてしまうと、上に登っていくにつれ余りが無くなってしまうためビニペットでとめずらい。また、大きなビニールを貼るため、一人では難しい。水平か、中心かを確認しながら作業をしなければいけない。それに張り付けるときにしわが寄らないように引っ張る必要もある。さすがに妻面は固定部分が多い。ビニペットは少し遠くをもって上下に動かしていくと入りやすい。力ずくで入れても入るが、ビニールを傷つけて穴が開いてしまうため注意が必要だ。そして仕上げは、換気扇と戸口部分を開けるため、切ること。少し10センチくらい残しておくと、風対策になるのだそう。ちなみにわたしはまっすぐ下に切り下りられなく、あえなく途中交代させられました。(笑)

 さらっと書いてみたが、言葉での説明は難しい。今回は本来の手順ではないらしく、また農家によっては天面を一枚で貼っているところもあったりと、今回やった手順が正しいというわけではないそうだ。これを5年サイクルで張替作業しなくてはいけない。慣れないうちはどこ外すとかわからないし、体を使う作業だから疲れるんだなぁ。。

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