今日は就農相談会?でした。。。

 今日の出来事。午前中にロープワークの続きを行う。午後は、就農相談会があった。県内の法人が農大に集まりアピールをする時間である。

《ロープワークができるとちょっと気分がいい??》

 ロープワークができると日常生活でも役に立つからだ。そして、さりげなく披露すればちょっと人気者になれるからだ。そして、仕事においても荷物を運ぶことはそれなりにあるからだ。
 中でも、南京縛りは役に立つ。南京縛りはトラックに荷物つんでしっかり固定するときに必要な縛り方。実際にトラック使って結び方を練習できたので良かった。それから、ロープ紐の片付け方も同時に習えた。(大体が20mのロープを使うのだという)そして、鉄棒などをひとまとめに縛っておく、変形ひばり。それぞれの縛り方を覚えておけばいざという時役に立つかもしれない。(止血が必要なときとか 笑)

《全体的には満足な就農相談会》

 それから午後は、就農相談会で、法人さんが来て話を求人内容の話を聞くはずだった。その時までは。今回は25社が集まり、PRタイムののち3社のブースに行って話をきく。面白そうなところもあった。
 今回行った中では、松井苗圃は社長が20代と若く(4代目)、年齢層も2・30代だという。苗屋さんは、県内に5社しかなくそのうち企業としてやっているのはここだけだという。政府が進めている花粉のない杉の植林用の苗や、県が押し売りしている梨のジョイント栽培用の苗木なんかもやっていて、仕事は切れ目がない。繫忙期は9月~梅雨前くらいまでだという。植林の時期がそのくらいだかららしい。繁忙期であっても残業なしのホワイト企業。しかも入社当日から有給付与しちゃう太っ腹社長。仕事内容としては、草刈りや、まっすぐ伸ばすための剪定、苗木の高さをそろえておく、播種、移植、ネズミ捕りに、どんぐり、栗拾いetc…。
どんぐりや栗を畑に撒いて苗木にするのだという。集めたどんぐりをネズミが持っていくため、いつも格闘しているそうだ。
 次に、グリーンファーム大黒に行った。ここは倉吉ということもあり話を聞いてみた。JA鳥取中央の完全子会社ということもあり、基盤は大きい。また、アグチャレの中でも農家研修が3日間組まれており、その中でもお世話になるところだという。だけど問題がある。基本給がちょっとあれなのだ。ただし、新規就農者には資格取得補助や、独立就農をする人のサポートはしてくれるそうだ。ただ、母体がJA中央であり、社長もそこから来ているということで若さはなく、融通はきかなそうな会社だと思う。
 終わってからアグチャレの人から話を聞くと、ここ良かったよみたいなのもあり気になるところもある。特に琴浦や大山あたりは話を聞くと良さそうだ。

《それから》

 ここに書くか迷うが、今回の取り組みはよかったと思う。しかし、社会人経験者と、社会を知らない学生を同じタイミングでまとめて説明会をするのはどうかと思う。当然企業側は若い人材を求めるため、同じタイミングで話をすると、そちら側に向けて話すのは当然である。今一緒にアグチャレを受けている60代の人も、あきれて途中で席を立とうか迷ったそうだ。それから、就職が決まっている2年生やこれから行う1年生も含めてしまうのはいかがなものかと思う。決まっているものは話を聞いても仕方ないし、これからのものは就活の準備もしていないためその心得を知らない。そのため、習っていることを話す時間になるのは必然である。そうなると、我々は専門的な話は全くの素人のため、そっちで盛り上がって蚊帳の外状態である。その現状をちゃんと把握してもらいたいものだ。4か月間という中で、学生よりも先の短い我々は、できるだけ情報を得たい。ねぎの栽培についてなど、正直会社にはいってからでよいではないか。
 とはいえ、企画運営しているのは役人である。役人は結局のところ成果は数でしか見ていない。終わった後にアンケートを渡された。どれだけの企業が参加して、学生がどれだけ興味を持ったかが知りたいところで、学校側はそれを県に報告する義務がある。今回の催しも本質はそこにあると思う。数が欲しい。だから人数が必要。ただそれだけだ。表では、就農について意識を高めるなどというが、そういうことだ。
 これだけいうが、もっともな話、我々は農大の直接管理下にないため、一緒に参加させてくれていること自体がありがたいと思う。

今日はいろいろ思うところもあるが、先のことは考えず、まずは明日の訓練に集中しよう

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