週末のすごしかた 前編
この週末の出来事について書いておこう。2日間のことをまとめることに自信はないが、できるだけ後から思い出せるようにシナリオをつくりたい。
23日土曜日は、朝から嫁(リン)と嫁の妹(メイ)と合流し、おばあちゃんの法要に向かった。その前に、今は老健施設に入っているおじいちゃんのもとに、親戚一同が介して、お見舞いと記念写真を撮った。ちなみに嫁の親父は写真家で、有名人のジャケ写も撮ったことがあるのだそうだ。
無事に行事が終わり、私と、嫁のリンと、嫁の妹メイの3人は、倉吉市内へと向かった。今日泊まるホテルにチェックインし、白壁土蔵群のあたり、いわゆる旧市街地でクラフトビール屋を営んでいる福本さんのところを訪ねた。ここは、移住相談員をされていた旦那さんと奥さんとで営まれている。農大にいくことを、相談していたりしていたので挨拶が遅くなってしまったが、行ってみることにした。
私の顔を覚えていてくれて、農大に通って毎日楽しく生活できていることなどを話した。メイは今、沖縄で仕事をしていて、そのことが話題になると、福本さんが今はまっている沖縄出身の芸人のコントをおすすめされた。授業が終わったら娯楽はないが時間はあるので、YouTubeでコント動画を見ることにしよう。また来ることを約束して店を後にした。
それから、夕飯の場所を探すことにした。リンはいつも売り切れてしまって、幻と化している "いわもと食堂" を提案。私とメイはそれに乗っかる形でお店に向かう。18時に夜の部の開店だから、私たちはその30分以上前にお店の駐車場に到着した。車の中で待機する。ほかに人影はない。開店15分前になり、一抹の不安を感じていた私は、お店の様子をうかがうことにした。普段なら15分前にはすでに入口に列を作っているはずだが、今日は違っていたからだ。その不安は的中した。なんと、午前の部で用意した料理がすべて完売したため、夜の営業は行わないと張り紙がされていたのだ。こうして、何もない30分を3人で過ごした。嫁は、"いわもと食堂" にいつになったらいけるのかと不満げである。
それ以外にあてがなかった我々は、回転寿司屋に行くことにした。ここで嫁の親父も諸手続きを完了して合流し、4人で夕飯を食べたのであった。
後編へつづく