今日は本当に寒かったです・・・
今日は一日寒かった。外での実習で鼻水たらしながらだった。冬支度はできていない。蒜山から来ている人は朝の気温が8度だったらしく今年初めて暖房をつけたそうだ。それだけに午後は、野焼きをして暖を取り、なんだか久しぶりに火で暖を取った気がする。横浜にいてはまずできないことだから。
一日中、管理機を使って畝を形成する練習と、白ネギの土寄せを行う練習、ブロッコリーなどで使うような土寄せの練習を行った。それぞれの管理機で3台を使った。
まずは、自分たちで圃場を耕運した。トラクターで土をならす。そのあと、まっすぐ線を引くために、糸をはって中心の目印をつけてその上を踏んで土に糸を埋めていく。それから糸を引き上げ土に糸の跡がくっきり残る。これを直線の目印とする。
まずは、ねぎの土寄せから。ねぎを定植後、大体15センチくらい土をかけるらしい。要は苗と苗の間に溝を掘っていくイメージ。畝を壊さないためにまっすぐ掘らなければいけない。だが、バランスをとるのが難しい。なぜかというと、ほれる溝幅は30センチもない。踏み外すと、畝を踏んでしまう。機械は、50キロくらいある。それをまっすぐ支えながら押して歩かないといけない。ロータリーの上にエンジンがあるため重心が高いだから少しでもふらつくと支えるのに畝を踏みつける。何回かやらかした。これをねぎ農家は1日4キロ以上もやっているのかと思うと、驚いた。最終的には白ネギの白いところは27センチは必要だから、そこまで隠すように土を盛るのだそうだ。
続いて、畝成型機である。これはこれで一番の重量だった。畝幅60~120センチまでできるロータリーがついていて、なにより、畝を踏みつけていくわけには行かないため、バックで進んでいく必要がある。バックでまっすぐ進むのは難しい。それに畝を綺麗に作るためにハンドルをしたから上に引き上げる形で持っていないといけない。腕だけでなく背筋も使って抑える感じで重い管理機を50メートル引っ張っていく感じだ。旋回するときも体重載せてロータリーを浮かす感じで持ち上げてから回るのだ。西瓜や、玉ねぎ農家なんかはこれで畝を作るそうだ。
最後は、3台目を使って畝上を溝を掘っていく。排土板で土をどける感じ。ねぎ管理機と同様に、細い溝の跡を押し歩いていく。溝幅狭く、整形後の畝の土をよけるために、結構抵抗があってすすみにくい。進まないとバランスとりにくくて余計なところを踏みつける。3台の中で一番使い方は単純だ。ただ前に押して進めばいいから。
それから管理機を入れる理由は、雑草除去、根に酸素を与える、倒伏防止だそうだ。雨風で苗が横に寝てしまわないように定期的に土を寄せる必要があるそうだ。
初めていろいろ使ってみたけれど、実際に野菜が植わってない状態でやっているので野菜が崩れるとか、心配しなくてよかったけれど、実際だったらなんぼ損失を出したことか。。。
あとちなみに、砂丘地帯の農家で一番儲かっている人は、公共事業に土地を譲った人だそうだ (笑)