まだ泣いている自分に安心する

桃源郷　-シャイトープ-

一辺倒なあなたの性格
言って直るような人じゃないよな
知ったふりした私たちの計画
10年後など絵空事

下手くそな優しさが棘のように鋭く
私に微笑む

他にいい人がいるなんて台詞
２度と言わないでよね
私はあなたとじゃなきゃダメだって言ってる
ちゃんと聞いてよね

桃源郷はあなたのいるとこなんて
大袈裟だけどそばにいたかった

下手くそな強がりが頬を濡らしてる
あなたはまた困ってる

他にいい人がいるなんて知ってる
だからもう言わないでよね
私はあなたが居なくったって幸せ
大嫌いよバイバイ

下手くそな優しさも愛おしいと思えた
あの日を思い出す

他にいい人がいるなんて台詞
２度と言わないでよね
私はあなたじゃなきゃダメだって言ってる
ちゃんと聞いてよね

私はあなたと居られたら幸せ

大好きよバイバイ

朝方から今日の夜にかけて何もしなかった
昨日の夜の出来事から、なにも片付けができなくて
いつもならありえない状態でベットに寝ころんだまま
昼は変なゲームを“43”のBGMを流しながら一生し続ける
考えているようで考えてない
自分の好きな感情だけに浸れるこの時間は
結構、何もない人生の暇つぶしにちょうどいいかもしれない

もう夜行性だから、夜は多少動く元気があるみたいで
起き上がってみかんを食べる
腐ってるみかんが一つ、気づくのに時間がかかっちゃうくらい
ほったらかしにしてごめんね

１か月後会おうねと約束して、ひっぱりまわした彼に
早速今日連絡しようとした自分がいた
都合のいいように

いいタイミングだよ店長　“大丈夫？”って連絡が来て
正気に戻る

何をまた繰り返そうとしているんだと

仕事準備してるときにたまたま流れてきたシャイトープの『桃源郷』
曲調が好き

アコギを弾きたくなった
台所の近くでギターを構えて、アルペジオで音楽に合わせて
下手くそに音をはじく

涙が出てきて、何が悲しいのかわかるようで分からないけど
泣く自分にまだ感情があることがなんとなく嬉しくなって
この記事を書く元気ももらえた

人間としてもう自分をすばらしいなんて思わない

いつも利己的で、自分の気持ちのおもむくままで、人のことなんてこれっぽっちも考えていない最低な人間で
自分が傷ついた時だけ人のせいにしようとする

もう謝ろうとも思わない
自分の言葉に重さがないのは私が一番わかってる

生きるの、疲れた