移住までの道のり③学校2
前投稿からの続きです。
そんなこんなで無事学校が決まり、徒歩10分ほどのところにある学校の6年生に入ることになりました。6年生は完全にリモートなので、学校のコーディネーターから、担任はこの先生で、彼女から必要なリンクなど送られて来ます、と言われました。授業は明日の9時半からです、と言われていたのに、待てどもリンクが送られて来ず。。
一応当日9時から待機。でも連絡なし。
その日は結局連絡が取れず、コンタクト先を聞いて先生にメール。リンクなど送ってもらい、翌日からスタートすることになりました。
時間割を見ると、基本毎日あるのはhumanities, math, scienceで、昼の時間帯にPE, art, musicがあったりなかったり。。
想定より大分シンプルな時間割でした。
9時半になるとホームルームのズームにアクセスをし、おそらくそこで出欠を取ったり、今日の気分や最近あったトピック(バイデンさんの就任式があった日はそのことについて話したり)について話したりします。日によって時間は30分だったり1時間だったり。
そのあと各教科の時間が1時間ずつあります。それぞれアシスタントの先生が1人から2人、多ければ3人いて、グループに分かれて議論をする時などは、手分けしてグループをみてくれたりします。
先生と子供たちのITリテラシーの高さにびっくりしました。最近までパソコンを触って仕事をしていた私でも知らないツールが沢山ありました。これから教育の仕方が変わって行くのだろうなぁと感じました。
科目数は少ないのですが、各科目では必ず意見が求められたり、グループで話し合ったりする時間が設けられて、やはり英語ができないと全然ついて行けません。
最初の2週間は娘の隣に張り付いて、授業を通訳しながら、出た課題を教えながらやり、学校が終わってからは宿題をやり。。長いと朝9時から夜22時まで、食事の時間を除いてずっと2人で学校のことをやっていました。
さすがにこれではもたない。。
オンラインはずっと続くわけないと思っていたのですが、どうやらまだまだいつ戻るか目処が立ちそうにありません。
オンラインだとどうしても隣にいる私や夫に頼ってしまうことや、自分から話すことを強いられないこと、友達もなかなかできないことなど、語学を習得するには色々障害がありました。
7年生の成績が、高校にアプライする時に鍵になるそうですが、もう夏には7年生と考えると、英語のキャッチアップが全然間に合わない。。
ということで、改めて家族で話し、5年生に入れてもらえないか、お願いすることにしました。
その方がみんな少し心の余裕ができて、娘へのプレッシャーも軽くなるのではないかと思いました。
最初私達が6年生に入れることに一生懸命になっていたので、5年生に入ることに対するイメージが悪かったようで、娘は乗り気ではありませんでしたが、長い目で見たら大きなことではないだろうし、新しい環境で少しでも負荷を減らせることが大事だろうと判断しました。
学校も理解してくれ、市に必要な手続きをしてくれ、無事5年生に変更することができました。
6年生にはいなかった日本人のお友達も5年生でできたこともあり、一度通い始めると前向きに通ってくれました。
宿題や家でのサポートが必要なことが、圧倒的に減りました。。良いのか悪いのか分かりませんが、それまでは本人にもかなり負荷がかかっていたので、結果オーライと言うことで。笑
夏には1ヶ月のサマースクールにも行かせることになったので、これから少しずつ、楽しみながら英語を習得してくれるといいなぁと思います。
ただ、本人は結構プレッシャーを感じていて、お腹が痛くなったり、気持ち悪くなったり、頭痛をうったえることがたまにあり、できるだけ重荷に感じないようにしていけたらと思います。