もくもくもくもくもくもく
前回から途絶えなかったので生きています。
昨日は雨だったので気持ちがなんとなく沈んでいて、それに追い討ちをかけるような出来事があったのでしぼんでいたのですが、本日は晴天なりということで気分は上々です。気持ちが季節や気候に左右されやすい人間です。
しかしだな、陽射しが強すぎる。外で本を読んでいて、その後に屋内に入ったら目がちかちかした。これはどういうことなんだろうか。とにかく、サングラスは必要だと感じました。日本ではサングラスを着用していると、なんだか気取ったやつだと思われるがつらい。雨の日や夜にサングラスを着用している人のせいに違いない。そんな彼らにはすごい光源を当ててやりたい。光源パンチです。
『自由になる技術』/谷川俊太郎×箭内道彦×宮藤官九郎の本を読みはじめました。まだ途中なんですけど、すごくいいです。きゅっと詰まってます。なんか、大事にしたいことがマシュマロの中に詰まってるようです。「ぎゅっと」じゃないんですよね。
谷川俊太郎はの言葉はすごく好きなんですけど、長いこと触れていなかった気がする。谷川俊太郎のことばってひらがなが多いイメージがあるせいか柔らかいんですよね。だから、「ぎゅっと」じゃなくて、「きゅっと」です。
子供のときに自然に学んでた「だいじなこと」を思い出させてくれるというか。ぽんぽんぽんっと言葉が浮かんでくるよう。うーんともうちょっと具体的に例えると、雲をちぎって、並べてる感じがする。いや、これでも伝わらないな。わたあめをちぎってたべてる感じなのかもしれない。
こう考えると、「マシュマロ」、「雲」、「わたわめ」と白くて丸みがあって(とがりがない)、ふわっとして柔らかいものばかり。なおかつ、子供が好きでわくわくするものが多いことに気付いた。
誰しもが通った子供のころの「原体験」を言葉を通して、「追体験」させてくれているので沁みるのかもしれない。
恐らくこの感覚って、日本語という言葉だから生まれるものもあって、感覚までを翻訳することは難しいんじゃないだろうか。
日本語である必要性がある言葉、文章、詩が好きなんですよね。ひらがな、カタカナ、漢字、アルファッベット、アラビア数字とが混じっているのに文字の群れとして美しいって素晴らしいですよね。
小学校低学年の頃に図書室で「ててててて」とか「かかかかか」のシリーズがすごく好きだったのであの頃から日本語の良さを感じていたのかもしれないと、ふつふつと思いました。
「もくもくもくもくもくもく 」って、煙を連想するけれど、「くもくもくもくもくも」でもこのニュアンスが伝わる感じしますよね・・・しますよね?
もはや、「 くもくもくもくもくも 」という文字がゲシュタルト崩壊して、雲に見えてくる。
マリオのステージ上の雲が「くも」という文字でデザインされててもおかしく見えないんじゃないかと思うくらいです。
なんだか、これ以上書くとこの文章のくもゆきが怪しくなってしまう気がするので終わります。いや、くもがくれします。
おわり。
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