ほんなら


4月以降、よく本を読んでいる。なにか読み終わったら次のと。さらに併読もしている。元々、本を読むほうではあったけれど、ここ数年はあまり読んでいなかった。(大学卒業してからかな。)
恐らくは仕事等の疲れで読書をするエネルギーなかった。この4月から環境も変わったことで色々と読んでいる。リハビリ的にエネルギーを使わないようなエッセイをよく読んでいる。エッセイは大学の頃までは全然読んだことがなかったので読み始めるとおもしろい。同居人がその手の本をよく所有しているからというのもある。
 いまは、穂村弘の 『きっとあの人は眠っているんだよ』 を読んでいる。こういう書評集を読むと、ああー読みたい本が山ほどあるーと思わされる。又吉直樹の『 第2図書係補佐 』も同じ気持ちにさせられる。
 本に限らず、細野晴臣のHOSONO百景を読んだら様々な音楽を聴きたくなるし、旅に出たくなるしで、そのアウトプットの対象である細野さんの音楽を聴くことになる。(はっぴいえんどは熱心に聴いていたけど、ソロはちゃんと聴いてなかった。。)
 話を戻すと 『きっとあの人は眠っているんだよ』 はジャンルもバラバラで知らないものばかりで興味深い。活字のことを活字で表現するのは難しいことだと思うけれど、 穂村弘 による「感覚の翻訳」が上手にされていて読みたい気持ちにさせられる。
 まあ、つまりは働いている場合ではないということだ。しかし、庭の木陰のハンモックに揺られながら本を読むあの映画の中の夏はどこにあるんだ。

 ほんなら。(それでは、おわり。)


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