同人誌装丁/2022

2022年12月5日 21:49

はじめに

2022年に発効した同人誌は、全部で6冊です！いっぱい作りました！
同人活動を始めたのは去年の8月からで、2021年8月～2022年8月の同人活動1年目では全6冊作りました！2ヶ月で1冊ぐらいのペースで驚きです。
また、アンソロジー企画にも2つほど参加させていただきました。初のアンソロジー参加、とても楽しかったです！自分も企画とかやってみたいですね（絶対できない……）。

World Line IX

サイズ：A5 / 無線綴じ
印刷所：株式会社RED TRAIN　ワンブックス
デザイン：てんぱる様
カバー：マットコート（ユーライト）110g（マットPP）/ フルカラー
帯：マットコート（ユーライト）110kg（60mm）/ フルカラー
表紙：マットポスト150kg / フルカラー
本文：ソリストミルキー75kg / モノクロ
遊紙：紀州の色上質（厚口）黒 / 見返し
発行：第一版　2022.02.04
　　　第二版　2022.07.17

シリーズもの作品なので、袖にシリーズ一覧が書けるようにカバー＋帯装丁にしました。なので基本料金内にカバーと帯がついているワンブックスさんを利用させていただきました！本文用紙の種類も多く選ぶのが楽しかったです。個人的に上質紙のように白すぎるのも微妙、淡クリームのようにクリーム色が強いのも微妙、ということでほんのりクリーム色の白にちかいソルトミルキーを使用しました。触り心地もさらさらしてて最高です。

拘りポイントは、遊び紙ではなく見返し加工にしたところ。開くと真っ黒になるのがポイントです。

人魚姫ノ贈リ物

サイズ：A5 / 無線綴じ
印刷所：おたクラブ
デザイン：牛タン様
表紙：五感紙　荒目　純白　210kg
本文：上質紙90kg / モノクロ
遊紙：カラートレーシングペーパー（ブルー）
発行：第一版　2022.02.25

物語が人魚のお話だったので、でこぼこしたエンボスが海の波のように見えるように五感紙を使用しました。マーメイドと似ている紙でぱっと見違いは無いように思えますが、五感紙の方がエンボスが強いそうです。また柔らかい紙なので厚みがある本だと表紙が頼りないかもしれません。

ポイントは海のように見えるカラートレーシングペーパーです。透けるので水の中を覗いているようにも見え、口絵で人魚のイラストを入れているので青が透けて、とてもいい雰囲気を醸し出しています。

Genealogy of Adam and Adam　Collection of Short Stories

サイズ：A6 / 無線綴じ
印刷所：ちょいのま印刷所
表紙：ヴァンヌーボVｰFSスノーホワイト175kg / フルカラー
本文：淡クリームキンマリ72.5kg / モノクロ
発行：第一版　2022.06.01

低予算で1部から作れる印刷所さんです。再録集短編集でページ数が多かったので、こちらの印刷所さんにお願いしました。
本文印刷は綺麗ですが、今回ベタ印刷だったためか表紙がインクでテカテカしてしまいPP加工を掛ければよかったかな、と反省しております。

World Line I

今作は、最初に紹介した作品と同シリーズものになるので、同じ仕様に統一しています。
拘りポイントは、今回も遊び紙は見返し仕様で、開くと真っ赤になるところです。作品の印象がガラリと変わるので見返し加工はお気に入りです。

月のララバイ

サイズ：A6 / 無線綴じ
印刷所：株式会社RED TRAIN　ワンブックス
デザイン：てんぱる様
カバー：マットコート（ユーライト）110g（クリアPP）/ フルカラー
帯：マットコート（ユーライト）110kg（50mm）/ フルカラー
表紙：色上質紙（りんどう） / フルカラー
本文：RTライトノベル用紙63kg / モノクロ
発行：第一版　2022.08.21

今回はちょっぴり市販の文庫本に見えるようにカバーにはクリアＰＰを施しました。何気に初めてのクリアＰＰです。また市販のものに見えるように、背表紙には番号や作者名や文庫名を入れました。市販っぽい雰囲気が出ていてニコニコしてしまいます。
また表紙は作品に合わせて色上質のりんどうを使用し、一色刷りっぽくするためにフルカラー印刷で一色で印刷しました。本体が薄く、表紙が色上質なので、本がとても開きやすいです。

Goodbye Hello My lady

サイズ：A5 / 無線綴じ
印刷所：プリントオン
デザイン：つつみ様
表紙：ジュエルペーパー（アクアマリン）195kg （クリアPP）/ ホワイト印刷
本文：上質紙90kg / モノクロ
遊紙：パールキルトペーパー（ブルー）
発行：第一版　2022.11.25

憧れのプリントオンさん！憧れのホワイト印刷！！
これからはもっともっと特殊加工などに拘って行こうと思い、最初に憧れてたホワイト印刷に挑戦してみました。一色刷りって素敵ですね。また表紙に使用したジュエルペーパーには一目惚れをして、今回使用しました。傾けるとオーロラみたいに青から紫、ピンクに変化してとても綺麗です。

遊び紙のパールキルトペーパーは、上品なパールの光方をしていて淡い輝きが綺麗です。

2022年まとめ

と、こんな感じで6冊作りました～！！自分の本が本棚に並べられているのを見るのが楽しいです！
一番気に入っているのは、『人魚姫ノ贈リ物』『Goodbye Hello My lady』の装丁です。人魚姫はお話のテーマに沿った装丁にすることができ、『G.H.M』は憧れのホワイト印刷ができ、とっても気に入っています。
来年は箔押し加工やニスなど、そういった装丁をたくさん作って行きたいです！

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