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やさしいままで
今日は少しだけ目覚ましよりも早く起きたから、また眠くならないために珈琲を入れた。
数か月前は毎日温かい珈琲を飲んでいたのに、いつの間にかその習慣がなくなっていた。飲まなくなったのいつからだっけ?って考えたけど、なんか思い出せないしやめた。
珈琲の準備をするため、食器を洗いながら never young beach の『やさしいままで』を流す。
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二つのマグカップが並び、柔らかな色遣いのジャケット写真が愛おしい。ギターの弦がはじかれるキュッとした音まで、とても心地いい。
7:12 に溶け込む
『目を閉じたらいつも そこにはあなたが やさしいままでいるんだ』
私は、今日も優しくいられるのだろうか。誰に優しくするのかな。私、優しい優しい言われるけど、私の優しさは誰かと自分のためになれているのかな?
本当の優しさって何か、ちゃんと見極められる人でありたいし、その優しさに気が付かないまま感謝を忘れちゃう子にはなりたくないな。
そんなことを考えていたら珈琲も気づけば飲み終わっていたし、もうすぐお化粧始める時間になっちゃった。あ、洗濯物も回してたんだった。
今日はまあ、普通にアルバイトに行くだけなんだけど。そのお店も今月で長い歴史に幕を閉じてしまう。そこで出会った方たちは、これからの私の人生でずっと尊敬する方達なんだろうな。
私もあの人達みたいに、このままずっと、誰かが目を閉じたときに私の優しさを思い出して誰かの心を温かくできるよう人でいたいな。
やさしいままで。
今日の私