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青い空とピンクのユニフォーム🌸セレおじ版【Vol.17】

【百年の夢】

皆さんは「Jリーグ百年構想」を知っていますか?

【Jリーグ百年構想】
・あなたの町に、緑の芝生におおわれた広場やスポーツ施設をつくること。
・サッカーに限らず、あなたがやりたい競技を楽しめるスポーツクラブをつくること。
・「観る」「する」「参加する」。スポーツを通して世代を超えた触れ合いの輪を広げること。

ヨーロッパにある、総合スポーツクラブを目指そうという壮大な夢です。

私は昔からこの考えにすごく賛同していまして…試合の勝敗はもちろんだけど、サッカー(スポーツ)を通じてコミュニケーションをはかっていくというのが非常にいいなと思っています。

鎖国が解けた明治時代、外国から来られた人々はもうすでにそれをやっていました。
横浜のYOKOHAMA COUNTRY & ATHLETIC CLUB (YC&AC)や神戸のKOBE REGATTA AND ATHLETIC CLUB(KR&AC)は当時日本にやってきた外国人が設立したスポーツクラブで、海外でスポーツが文化と成り得た証左です。

普通、スポーツクラブ(今のようなジムのようなものではなく、クラブハウスがあり、芝生を敷き詰めたグラウンドがあり…)を作ろうと思えますか?
思えてしまうというのは、彼らの生活の中にスポーツが存在していたからにほかなりません。

試合ではしのぎを削り、終わったあとはみんなで一杯やるわけです…という文化を創ろうというムーヴメントはJリーグが興したわけです。

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1995年の阪神大震災の復興記念事業として、神戸市は市民にどんなことをしたいかと応募しました。
そこで出たのが「小学校の校庭を芝生にしよう」です。これは復興記念事業から引き継ぎ、NPO法人「芝生スピリット」へと昇華していきます。
当時、末席ながら参加させていただいたのですが、途中で参加することを断念…残念ながら、芝生スピリットは昨年法人解散をしてしまいました。

青空の下、芝生の上で遊べたら楽しいですよね。

ということで、芝生スピリットとは違う形ではありますが、「芝生の上でおもいっきり遊びたい」を形にするため、私が勤める会社がセレッソ大阪のオフィシャルパートナーとなった際、ぜひともヨドコウ桜スタジアムでご利用者様をお連れし、芝生の上で遊べないかと模索したら…OKが出ました。

芝生と言っても、天然芝のピッチは無理なので、アウェイゴール裏の人工芝スペースでレクリエーションをしようというものです。
昨年の春から春秋で定期的に使わせていただいています。“Sakura Active”という名前で社内的に推進しています。この秋にも実施します。

Jリーグ60クラブ中、セレッソ大阪だけスタジアムで高齢者レクをしているのではないでしょうか?

Jリーグはサッカーだけじゃなくて、サッカーを中心としたスポーツ文化を老若男女問わず、百年かけてその“夢”を創ろうとしているんです。

だから私はJリーグが好きです!