2023経営方針説明会
10月1日よりAPRグループ46期目に入りました。
9月30日に社内向けに行なった「経営方針説明会」の内容を一部抜粋して、noteにまとめていきます。
趣旨の説明
以上3点を目的に、初めて行いました。
コロナ禍で会社を引き継がせて頂き3期目、ようやく経営がまともに出来る市況になってきたというのも理由の一つです。
コロナ前と比べた現在の状況を共有
2019年決算と2023年決算(見込み)対比
グループ累計コロナ前対比95%前後での着地(見込み)
「多角化」に向けた事業ごとの売上構成比率の共有
会社の現在の人材状況について共有(2023年9月20日現在)
グループ累計:549名の従業員数(PA含む)
他にも、平均年齢、男女比率、離職率(入社数 / 退職者数)、平均在職年数を数値化してみました。
飲食業界との自社の対比を共有
年間休日、労働時間、平均給与、離職率、営業利益率などを数値化してみました。
新規事業の現時点での結果と課題の状況を共有
我々が置かれている外部環境を共有
競争相手の認識を共有
伝えたかったのは、隣の店舗と戦ってる状況ではなく、社会の変化についていけるかどうかの戦いの状況ということ。
「APRチャレンジ2850」の共有
2028年創業50周年までに、50事業所に挑戦(現在40事業所)
既存事業とのシナジーが効く隣の事業に積極的に多角化を挑戦していくこと
2023年11月30日の新規出店の目的を共有
人手不足で、まだ全店舗再開できていない現状の中で、新規出店を意思決定した理由を説明させていただきました。
「ESPRESSO D WORKS 池袋 / DRA7」
東京で行列のベーカリーカフェが新業態で北海道に初出店。
テイクアウトでは、名物「ワンハンドレッド」食パンを販売。
大人気のパンケーキを楽しめるほか、夜には旬の素材を使ったイタリアンをテーマにピザやパスタ、お肉などと一緒にナチュールワインなどお酒を楽しめるバルとして営業します。
「すすきのえーるSTAND」
地下鉄「すすきの」駅から直結のB1フロアにビールスタンドとしてオープン。
自社醸造のクラフトビールや北海道内のクラフトビールを取り揃え、0次会、待ち合わせ、ちょい飲みなどフラッとお立ち寄り頂きたいお店です。
陳列商品の地方発送の受付など小売店舗になります。
「すすきの」の案内所の役割をこのBEER STANDで目指します。
年間スケジュールの共有
次回の「2024経営方針説明会」までの年間スケジュールを共有
来期のグループ経営計画の共有
コロナ前の業績を超えていけるような経営計画で策定
「客数経営」の共有
客数は社会貢献のバロメーターという考え方を大切に、
グループ累計で年間およそ60万人前後のお客様にお越しいただいております。
今後、70万人、100万人と大きい夢を描き、成長していきます。
各店舗は、前年同月対比より、1名様でも多くのお客様を集客できるかどうかに真剣に挑戦して頂きたいと思います。
「グループ経営」の共有
事業法人が海外合わせ6社ありますが、グループ一体となって経営していきます。
法人も営業部も事業部の壁もなく、APRグループとして、「地域社会」「顧客」「社員アルバイト(家族)」「お取引先」へ全員で貢献し、還元していくこと。
「多角化」の共有
「店舗」へ繋げられるような事業展開を。
事業多角化の中で、「関係人口」をいかに増やし、リレーション構築できるかどうか。
もし、今回のような感染症など有事の際にお客様が店舗へ「来てもらう」事が出来なくなっても、自分たちからも営業しにいけるような事業を持っておけるかどうか。
「飲食店」をしているのではなく、「マチづくり」をしている企業へ
私たちの考える「マチづくり」は、以下の3つに集約されています。
そして、育てていただいた「すすきの」にもっと還元していける企業へと成長してまいります。
最後に
APRグループは、「フラット」で自走していける組織を目指します。
その為に、できる限り行なっていく「情報共有」です。
その方が私の性格には合っていると考えています。
この変化の激しく、不確実な激流の時代を乗り越えていくには、私一人で全てのことを決めていくより、お客様に近い最前線の現場でそれぞれのリーダーが、会社理念の中で意思決定をしていく方が良いという仮説を持っています。
それが、「成長」や「やりがい」になり、働く人からも選ばれる会社へ。
そして、頑張りや成果を上げている人が正しく報われる会社へ。
何よりお客様からも選ばれ続ける会社へ。
そう、つながっていくと信じています。
2代目は2代目らしく2代目ボーナスを活かしきり、このAPRグループを「次の世代へ」、より良くして、つないでいきます。
これからも「すすきの」APRグループにご期待頂き、変わらずに応援していただけますと幸いです。
最後までご覧頂き、ありがとうございます。
2023年10月
APRグループ代表:青木康明