【不動産鑑定士試験】短答式試験に向けて

あけましておめでとうございます。
令和6年の合格発表から3か月ほど経過し、あと5か月で令和7年の短答式試験の受験日となります。
おそらくですが、現時点でやる気があまり持続せず、基準の暗記が進んでいない人が大半ではないかと思いますし、実際自分もそうでした。(^^;)
「短答式試験だけは受かっても、あまり論文とは直結しないから今回は受験を見送ろうかな」と思う人もいると思います。
確かに短答式試験のうち鑑定理論については、基準の暗記が進んでいれば特段勉強することもない(基準の言い回しと違う選択肢はすぐに誤りとわかるので)のですが、基準の暗記が進んでいない人でも、よくひっかけられるポイントは決まっているので、過去問を中心とした対策をすれば合格ラインにはすぐ到達すると思います。
もちろん、やはり論文式試験を視野に入れた場合、短答を過去問ベースで対策するのは、あまり効果的なものではないと思います。
しかし、それでも個人的には、論文の対策にはつながらないものの、過去問ベースで短答の対策を実施して短答合格を目指したほうがいいと思います。

これは、短答式に受かった場合、サンクコストを意識して勉強できるようになるからです。わたしも短答式に受かった後は、短答合格を無駄にするわけにはいかないと思い、論文の対策のモチベーションがかなり上がりました。ですので、基準の暗記が思うように進んでいない・・・という人でも、一旦今年の論文合格を目標にするかどうかはともかくとして、短答の合格を目指してみるのもありだと思います。
短答に関しては予備校に通う必要は全くありませんし、鑑定理論・行政法規ともに、過去問題集を購入して学習すれば十分だと思います。

もし今年の論文が絶望的だ・・・と考えている人も、短答に通ればモチベーションが上がる可能性もありますので、ここからの受験戦略をよく検討してください!

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