20240317合奏回顧録
とあるオーケストラに所属するコントラバス奏者の記録です。恥ずかしいのであんまり見ないでハズカシ
今日の集まり具合。
Vcが7-8人いたのにCbは2人、、、心許ないCb勢はほぼ初見。コマッタ
しかもマイ楽器を修理に出したのをキッカケに新しい楽器を導入した初日。どんな音が鳴るのか、どんな弾きやすさ、弾きにくさがあるのかのトライアル合奏になったのでした。
そんな楽器は家で少しチューニングだけはしましたが、松脂がどこを探しても見当たらない。しかも弓は毛替え直後で松脂が無いと微塵も音が鳴らない!
昨10月の演奏会の時には5-6種類あったはずの松脂は…?残念無念、結局見当たらなかったので駅前ヤマハで場当たり的に購入。たぶん修理に出した楽器のケースに入れっぱなしなんだろうな…
凡ミスにより松脂に出費したクセに。
凡ミスにより!!!松脂に出費したクセに!!!
いっちょまえに大丸のAlleyで黒糖アイスミルクティーなんか飲んじゃってまぁ。。。めちゃ美味しかったなぁ😝
楽譜の製本も(今日合奏する曲だけは)完了させ、西区の合奏場へ向かうと、3台しか停められなくていつも満杯の駐車場が空いている。いえーい。
さぞ合奏の参加人数が少ないんだろうなと会場へ向かうといつもと同じくらいの人数が楽器の音出しをしている。。。
電車通の人、多いのな…
デカ楽器じゃなきゃ車で来ないよなぁ、納得。
さて、念願の楽器をケースから出すと、やはり音が違う。
普段の楽器くんはものっそい明るい音が鳴る。それでいてA線が鳴りにくい。
ハーモニクスなんか取ろうもんならテールピースとの相性か、真っ直ぐになんか音が鳴らない。ヴヴヴヴってな具合で音がビビるのだ。こういう症状を狼の唸り声のようだと言って「ウルフ」というらしい。ちょっとかっこいい。
ところが、さすが新しい楽器。厳密には中古だから新しいわけでは無いのだが、やはり造りのいい楽器。中古の傷モノを安価で手に入れられたが、どの開放弦も真っ直ぐ音がなるしハーモニクスで音がぐらつくこともない。
なによりも音色がよい、本当に良い。
インスタやら動画サイトで見るコンバスの音そのものだ。うれしいうれしい。ああうれしい。
そんなウキウキ気分で合奏に臨んだのだ。
前提の文量おおくね。。。?
・リスト 前奏曲
アタマ。入りそこねました
おしまい。
気を取り直して。
2回目は入れた。めでたし。
最初のAndanteは聞いたこともあるし、同じフレーズ上向系だし、全然イケイケ。
でも途中からながーーーいスラーが…
こんなもん、返す刀でごまかすしかない😜
そして来ました12/8拍子。maestosoは有名すぎるフレーズなんで楽譜なんか見ずにひいちゃう。拍頭にめちゃめちゃ気合の入っちゃうフレーズだけど、アクセントも何もついてないので、2回目からは抑えて抑えて、、、
それが終わればゆったりゾーン。
合奏中には気にも留めなかったけど「リステッソテンポ」って何じゃいな?
調べて納得、(ゆったりした雰囲気でも)同じ速度をキープせよとの伊語だそうな。
そういえばアタマ二分休符ついてるのにマエストロさんガン無視しなかった…?ウケる。
それは♪それとして♪
ゆったりした雰囲気でもテンポキープしつつ、出た。ディヴィジゾーン。(メンデルスゾーンみたいだ)
Cb2人しかいないんでぇ、ディヴィジどころかsoli状態。つらみちゃんだぁ。
ワイは上パートをかろうじて演奏する!プルト裏の人は下パートを演奏…きこえんくね?(とか言わない)
ディヴィジは7小節で(文字通りの)終焉を迎えたのだった。
さて、テンペストゥオーソだ!嵐だ!!荒れ狂う暴嵐だぁーー!!!
ひけねぇーーーー!!!!
Allegroで十六分音符はきびーよ。
パート譜から消え失せたアジタート(どんな意味だっけ?)とペザンテ(どんな意味だっけ?w)を書き加えつつ、嵐流の如き情景を駆け抜ける!!
そういえばこの曲、情景音楽なんかな?わからんち。
シーンも落ち着くと今度は怒涛の休符!やすみ学院!!
思ったよりテンポが流れてくのが早いのでおちおち座ってもいられないんだけど…
幸い影符くんに助けられ、次の入りが、、、、わからなぁい!!!
わからなすぎてひけなぁい!!!
そして出た、この曲で1番の分からんロード。
poco a poco piu di moto sino al Allegro marziale ハァ?(猫)
わからん。
必死こいて訳した結果がコチラ!
→「アレグロまで少しずつ動きを増やすマーチ」なんですって。どういうこっちゃねん、ピエタリ・インキネン。
さてあとはフィナーレ。中盤におんなじ動きがあったから簡単だね!!!おつかれさん。
・ハイドン
リストほどには書くことないと思う、たぶん。
アダージオで始まる古典派、珍しいよね。でも序奏だけ。唐突なアレグロで流れるような三拍子。難しいフレーズも多少あるけどなんてことないね。
おしまい。
さて第二楽章アンダンテ。
静かな雰囲気のなんてことないリズム。でもマエストロが面白いアプローチを提示してくれる。そのおかげでただの刻みが音楽的に動き出す…
さすが伊達にスイスで長いこと音楽やってないっすね、マエストロ!
チャカチャカした三連符も思ったほど早くなく、なんでこのなくこの楽章も読了。(ちがう?笑)
そして第三楽章ぬめぬメヌエット。
アレグレットの少しゆったりしたメヌエットすこすこ〜
そしてハイドンあるあるのどソロ。
前回95番はなんてことないチェロの基礎的なクロマティックだったけど、この96番はオーボーのずいぶん高音域なソロ。
セロ弾きのハイドンなのにセロソロが簡単ってことは、本人はそんなに上手じゃなかったのかしら?
弟子用の可能性もあるけども…
チェロコンだってハイドン作とはされてるけど、発見されたの1961年だしな。ホントにハイドン作なんか??笑
オーボーのソロはベースでアタマ出しをしててたのしーんよね。
繰り返しを忘れたり、コーダを見つけられんくなったのは御愛嬌。
ほな第四楽章。
なんでバロックから古典あたりの曲ってばどの曲もラストはプレストなん。
後期ハイドンだな、と痛感させられるヤな裏拍取り。
慣れるしかないれろ……
来週の課題。曲を覚える。
レプレとハイドンは割と攻略出来たので問題のメルセデスゾーン(BFFみ)。
宗教を改革していくかぁ。。。
ほなら。
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