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行動するだけでもいいんだね。あとにつながることって本当にあるんだ、と思えた話

2023年の初めまで、ワーキングホリデービザを使ってカナダに滞在していたわたし。

ワーホリをしたいと思った理由はさまざまですが、その1つに「世界中の人や文化に触れて、自分の価値観を広げたい」というものがありました。

でも、バリバリ現地の人とかかわったり、いろんなイベントに参加したりなんていう気力や体力がなかったので、ゆるゆると過ごしていました。それはちょっと心残り。だから正直なところ、英語力は行く前から変わっていないと思いながら帰国しています。

身についたのはドリャー!と体当たりで問題を解決するスキル。それと、自分のことを大事にしようとか、もうちょっと肩の力抜いて過ごしていいよねってマインドを持とうと思えたこと。

わたしにとって、考え方を変えようと思えたことはとっても大きな成長で、それだけでもワーホリをした意味があったと思っていました。思うようにもしていました。

でも先月、もっとうれしいことがあったんです。

ワーホリからの帰国後に初めて、そして、一番「ワーホリをしてよかったな。気づいてなかったけど、なりたい自分になれてたんだな」と感じられた出来事がありました。

それは先月に行ったハノイへの海外旅行です。

✈ ✈ ✈

最初にも言ったように、カナダではゆるゆる過ごしたいたので、英語力を高めることなく帰国したのですが……。ワーキングホリデーをしていたので、海外の方と交流することに抵抗がなくなっていました。

ということで、ハノイ旅行中に参加したハロン湾ツアーも、英語ガイドのツアーを予約。わたしは一人で参加していたこともあり、人数調整的ポジションになったようで、バスの座席やグループを組むときは海外の方とペアになり、終始その方々と交流することができました。

特にこれ。(わたしのnoteに何回登場してる?)

イケメンたちに囲まれるというラッキーな出来事が起きたのは、控えめに言って最高でした。

話したことは仲よし4人組の出会い、友達歴何年目、みんなでよくこうして遊びに行くなど。とてもふつうの話題ですが、こういった他愛もないことをハラハラすることなく、海外の方とできている自分に成長を感じられました。

ほかにも、ロシア人カップルに「写真を撮ってくれない?」と声をかけられて、それをきっかけにいろいろお話ができました。

そのカップルのお友達が仕事で大阪に居たそうで「友達が『大阪は未来だ』って。いろいろ発達しすぎてるってびっくりしていたよ。君は住んでいるからそうは思わないだろうけど」と話をしてくれました。

船で交流した海外の方々は、このあとベトナムを南下したり、他の国を周遊したりと、2週間くらいはバケーションを取られていました。わたしが4日間だけの滞在と言うと、「えっ!?ハノイだけ?」「日本って最大どれくらい休みが取れるの?」と、驚きながらいろんな人に聞かれました。

仕事辞めたりしない限りはそんな長期でもらえないし、働いてたら取れても4.5日くらいですよね。これはカルチャーの違いだなと痛感。バケーションをしっかり取ることで「人生」を楽しめるような気がして、うらやましくなりました。

ちょうど仕事を辞め、転職活動もやめ、無職確定の状態でハノイにポーンと行ったわたしにとって、キャリアだけでなく今後の自分はどんな生き方をしたいのか、とても考えさせられるきっかけとなりました。

どんな仕事に就けるか、それだけで人間の価値は決まらない。仕事で成果を出すことで自己肯定感も上がるし、生きている意味を感じられるだろうけど、こうやって世界のいろんな人やモノに触れることだって生きる活力をくれるよね。

ツアーの終わりに差し掛かったころ、この景色を見ながらそんなことを考えていたら、

「というかさ、わたし『世界中の人や文化に触れて、自分の価値観を広げたかったから』っていうワーホリをした目的がここで叶えられてるやん」

と気づけて、うれしくなったのでした。

そのときにはわからなくても、あとからわかることってあるんですね。行動したから必ず結果が得られるわけではありませんが、行動しないと何も起こらない、とはこのことかと思いました。

📷 📷 📷

最後に。

クルーズ船で隣の席で一番怖そうだと思ったこの方が日本大好きで、最初にうまいことわたしを輪の中に入れてくれました。普通に写真を撮っていたのに「日本人ってこんな感じのピースするだろ?」ってこのポーズを急にして、わたしが爆笑して指ハートができなかった臨場感あるれる写真。

載せるくせに顔隠す。結局何がしたいねん!と言われるやつ(笑)。

めちゃカワええ兄ちゃんでした。
ありがとうね。
君に幸あれ!



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