アイスランドを攻める(2) 神秘の大地に初上陸
4/28(日)6:00に起きて朝食をとる。こんな早い時間から開いてるホテルの朝食珍しいよ。おかげで7:00過ぎのシャトルバスに乗れば9:20のフライトに間に合う。3,000円ちょいの宿泊に付いてる朝食なんて、ほとんどがシリアルか簡単なトーストくらいが多いけど、ビュッフェだよ。でもたまに変な謎の食材があったりもするのがチャイナクオリティ(笑)ウインナーの色とか味もやっぱうーん。。みたいなw お粥とかは普通に美味しかったけど。バスで空港に着いたらまた赤外線荷物チェック…入っていきなりキタコレ。チェックイン後のボディチェックはそれはそれでまたあるし、指紋認証もあるし、しつこいんだよw かなり並ばされてやっと荷物検査が終わる…。初めて乗るフィンランド航空(以下フィンエア)、ワクワク!と浮かれていたら、私の荷物が止められた!え?!何も怪しいもの入れてないし違反してないけど…一体何なのよ?!と思ったら、スーツケースに入れてた充電器がNGらしい。あー、そうなのか!!しばらく使わないし重いから入れちゃったよ。手荷物にそのまま入れとけばよかった!無駄に足止め食らっちゃった、ごめんよ。
さて、無事搭乗⭐︎フィンエアはやっぱり毛布ひとつ取っても黄緑とグレーのマリメッコのデザインだし、配られた紙ナプキンも可愛いし、見てるだけで気分が良い。経由地のヘルシンキまで約10時間ほどのフライト。さて何をしようか…旅に出る時、毎回機内での時間の過ごし方を考えるのはとても楽しい。結構観たい映画もあるし、12月に行った台湾の旅行記を書いたり、アイスランドのリサーチをしたり、やること盛り沢山。ボヘミアン・ラプソディ面白かった!!ヘルシンキからはアイスランド航空(AY)がフィンエア(FI)の機体を使って運航するコードシェア便というやつに変わる。乗り換えが1時間15分しかないから、ヴァンター空港でゆっくりしているヒマはなく、すぐ搭乗!ヘルシンキ〜レイキャビク間は3時間半のフライト。ヨーロッパは飛行機だと本当にあっという間。時差の影響で今日は1日がとても長い。レイキャビクには16:00到着予定だから、今夜はスタミナ勝負だなw フィンエアの機内食うま〜!なんか全てが丁寧で感動する。これは間違いなくリピしたい航空会社にお気に入り登録だ。上海から数えて計14時間ほどのフライト。ウトウトして映画を巻き戻したりしながらも、やっと最終目的地のレイキャビクに到着!空からの景色がもう全くの新世界という感じ。荒々しい大自然に包まれた神秘の島国に初上陸。ビョーク(シュガーキューブス含む)やシガーロス、アウスゲイル、ムームなど、アイスランドのアーティストの音楽を日本にいる時からずっと聴いていたから、脳内イメージはもう完全にアイスランドにスイッチオン。とても小ぢんまりとしたケフラヴィク空港だけど、デザイン性に優れていて色使いもとても素敵。思った通りとても私好みだわ。コンパクトな空港だから、出てすぐ右にバスターミナルがあるのもとてもわかりやすい。Reykjavik Excursionsという会社で予約したホテルまでの送迎バスFLY busというのに乗る。空港周辺は本当に何もない。大自然むき出しの荒涼とした大地を走る走る。市街地に来るまで小一時間かかった。
今回アイスランドには5泊する。泊まるのはセンターホテル・ミッドガルドという、スパも利用できるのに1泊7,000円というお得なチェーン系ホテル。レイキャビク市内にいくつかある。ロビーやレストランもとてもおしゃれでスタイリッシュ。早速チェックインしてみる。部屋は特に気の利いたサービスはないけど、コーヒーや電気ケトルもあるし、必要なものは揃っていて不足はないし、行き届いてコンパクトで良い。緯度が高いアイスランドは夜まで明るいから、暗くなるまで近所を散策してみよう。途中までともちゃんと一緒にメインストリートを通ってレイキャビクの中心地まで行き、大体の地理を頭に入れた。ともちゃんは持ってきたカップラーメンを部屋で食べると言っていたけど、私はアイスランド特有の食べ物にトライしてみたかったから、夕食を食べる場所を探した。アイスランドは物価が高いからね。自分なりの優先順位で自由に行動できる人との旅は楽チンだ。旅慣れた2人だからできる選択であり、終始これは私も有り難かった。先ほどハイストリートを歩いていて気になったお店で雑貨を物色。ICE WEARというお土産やさんは街でよく見かけるが、そこでハットルグリムス教会の絵がマンガっぽく描かれたポストカードを買う。とてもシンプルでユニーク。もう1店舗ではアイスランドの美しい風景を描いたポストカード3枚と紙ナプキンを買う。紙ナプキンは990kr。他のヨーロッパ諸国や日本の3倍くらいしてるw え!高っ!!と思ったけど、ここでしか買えないものがたくさんあるし、ちょっとくらい高くても欲しいものは欲しいのだ!セーターの編み目のような模様なのに紙という素材との組み合わせが面白く、即購入w
レイキャビクの街を見下ろすように聳え立つハットルグリムス教会はひときわ目立つ建造物だが、とても変わったデザインをしている。もう20時近くなので中には入れないけど、ゆっくりいろんな角度から写真を撮って、教会の目の前にあるCafe Lokiというお店に入り、2階席に座った。内装もとても可愛らしく、フリーのレイキャビク市内の地図が置いてあったりもして、おしゃれかつ使い勝手も良い。店員さんは英語が堪能でとてもスムーズ。アイスランディックプレートと、じゃがいもから作った蒸留酒をコーヒーで割るアイスランディックコーヒーを注文した。アイスランディックプレートはスモークサーモンの冷燻、ハウカットル(発酵させたサメ)、鱈のグラタン、干し鱈がワンプレートに乗っているメニュー。このハウカットルがまた強烈な味なのである。目が痛くなるような、鼻の奥が麻痺するようなアンモニアっぽい刺激臭(笑)←これ以外は全部美味しかった。量がたっぷりあったので、持ち帰り可能な干し鱈はともちゃんの味見用にお持ち帰り♪Cafe Lokiで素敵な時間を過ごし、22時くらいまでゆっくりして店を出た。22時でも女性の独り歩きが全く危なくないレイキャビク。家のデザインや色使いもとても可愛いし、街並みが大好きすぎる。遠路はるばる来て本当に良かった。ホテルへの帰り道、メイン通りから少し入った路地にもアイスクリーム屋、レコード屋、楽器屋などが見えた。もちろん閉まってはいたが、明るい時間に改めて散策に来たい。ホテルに戻るとともちゃんは既にくつろぎモードであった。私もシャワーを浴びて明日のために寝るぞ。明日からは怒涛の大自然アドベンチャーが始まる。