ハタチノコロ はじめてのヨーロッパ(19)花の都は試練の連続・・
3/15 今日はアルザスワインで有名なワインルートをドライブしながら憧れのパリへ。夕刻に着く予定なのであまり街へは出られないけれど、パリの滞在は実質2日ほどある。明日はまる1日でとても楽しみ♡ 本日のホテルはホリデイイン・ガーデンコート。そして、パリでの食事はどんな美味しいものが食べられるのかな?手始めにまずお昼に寄ったドライブインで試してみる。バゲットの中にハム、トマト、チーズが挟まれているごくごくシンプルなサンドイッチ。で、そのお味は!?・・・うん、やっぱりイケてる!!こんな簡単なものでも十分美味しいのだから期待できそう。フランスで食べるハムはほぼJambonという豚のもも肉のハム。これをフランスパンに挟むだけで美味しいのだからずるいw なんかさっきから無性に目が痛い。カプリ島でもゴミが入ったようなゴロゴロした痛みがあったけど、今回のは激痛に近い。とりあえずコンビニに寄ったついでにコンタクトを外してメガネにする。レンズを見るとうっすら傷が入っている。こりゃ痛いはずだ・・我慢してる方がヤバかったわ。目に少し傷が付いたのか、しょぼしょぼして痛いので少し眠った。歯磨き粉がなくなりそうだから買わないといけないけど、値段を見たら一番安いのでも450円もする!高っけー!!スイスってこんなに物価高いの?ベリンダは私の使ってていいよ?と言ってくれたけど、ツアー終了後のロンドン滞在でまだ使うから無いと困るしね。ま、しょーがないね。私が歯磨き粉を買ったことを知ったガイドのステンカは、「わざわざ物価が最も高いスイスで歯磨き粉なんか買ったの?」って半笑いで言ってきやがった。コイツ・・マジムカつくw そんなこと分かっとるわ!もう相手にしないようにしよう、腹立つww
いよいよパリに到着!オペラ座とかコンコルド広場とかポンヌフ橋とか・・あ、なんかこれ見たことあるぞ!的なもののすぐそばを通過しているから不思議だ。まずはルーブル美術館に向かった。昨日の時点でやっぱり1人で見たいからルーブルのオプショナルツアーをキャンセルしたいとステンカに言ったのだけど、「月曜は団体しか入れない」とかいう意味不明の言い訳で私に嘘ついてキャンセルさせてくれなかった。実際入ってみたらスコットとヴァネッサは2人で見てたし・・ホント何なの?代金だって当日回収なんだからキャンセルできないっておかしいでしょ。もっと英語が自由に喋れたら強気でクレーム言えたのになあ・・悔しい!でも仕方ないね。ステンカ、覚えてろよw ルーブルすごく楽しみだったし作品は素晴らしいけど、この事件で悔しい記憶しか残ってない。次回はダヴィンチコードの視点から見に来て楽しんでやるーー!
ホテルにチェックインしたあと、ラヒシとベタなシャンゼリゼ通りとか凱旋門見に行こう!って約束したら、Oh, my god!サラ(おばちゃんの方)がついてくるというのだ。サラ苦手なんだけどな・・w とりあえずメトロに乗って出かけてみよう。メトロのチケットは単独で買う普通の切符と、カルネという回数券があった。もっとパリに滞在できる日数が長ければ迷わずカルネを買うのに・・今回は普通ので。東京の地下鉄に乗り慣れていれば、世界各国どこの地下鉄でも乗りこなせると当然のように思っていた。だがしかし、ちょっとパリのは混乱した。○○ラインという呼び名ではなく、○○行きという表記なのである(ロンドンとかNYは○○ラインと名が付いていて日本と似てるから簡単なのに)。パリ方式だと終着駅の名前を覚えておいて、どの路線に乗るかを事前に確認しておかなければならない。乗り換えの時も自分が降りたい駅がどこにあって、それが○○ラインか調べるのではなく、○○行き、○○方面なのかということを同時に把握しておかなければならない。超メンドい!!!慣れないとものすごーーく不安なシステム。3人で慎重に確認しながら乗ったので、とりあえず間違えずにシャンゼリゼ通りにたどり着けた。多分「おー、シャンゼリゼ!」の作曲者はこの駅を降りてシャンゼリゼ通りに出た時、私と同じ思いをしただろう。だってこんな複雑な地下鉄に乗せられてホントに「おー、(なんとか)シャンゼリゼ!(にだどり着けたわ!)」って思ったものw
さすが花の都パリ。建物とか街並はもちろん、道行く人たちのセンスが全然違う。もう辺りは暗くなりかけている。サラが国際電話のかけられるテレカを買いたいというけど、どこで売ってるかまずわからない。しかもフランス人は英語をしゃべってくれないと言うし・・英語がダメなら第2外国語で覚えたフランス語にチャレンジだ!「~はどこですか?」くらいは分かるし。一番近いタバコ屋はどこ?的質問でイケるかな?うちの父は「フランス人は英語で話しかけてくる外国人に対して『なぜオマエはフランスにいるのにフランス語を喋らないんだ?』って生意気な口を聞きやがるんだぜっ!」って激怒していたが、なーーんだ、英語でも普通に話してくれるじゃんかよー。意外と英語でも大丈夫じゃん。タバコ屋に行くと、そのテレカがあって無事購入できた。シャンゼリゼに戻ると凱旋門がキラキラとライトアップされている。夕食の話になり、私は「今日は時間ないし、おなかすいたし、もうマックでサクッと食べる感じでよくない?」って言ったら、サラが「嫌よ、こんな所まで来てマックだなんて!何か美味しいものを食べましょうよ!」と言う。ラヒシは「マックでいいわ・・」と言っている。2対1でマック!と言ってるのに、サラは納得いかない様子。そんな押し問答をしている途中で大事件。サラが「あれ?私のバッグ、ファスナーが開いてる!?ウソー?キャー、スリよ!スリ!!」と言い出すのである。「げっ!マジか?」・・・ホントに開いていた。パスポートとかカード類は大丈夫?!「大金とかパスポートはホテルに置いてあるけど、お財布がないわ!何てこと!!」探そう!!とシャンゼリゼを行ったり来たり・・かわいそうだけど、お財布は見つからなかった。ホントにスリかどうかは定かではないが、旅行中に財布をなくすという出来事はかなり精神的にこたえるはず・・いくらサラのこと嫌いといってもこればかりは同情する。食事どころではなくなってしまったけど、結局マックでソッコー済ませて、コンコルド広場まで歩いて地下鉄に乗って帰ることにした。ブルーな気分になっていたところで渡りに船!コンコルド広場には先端が尖った長い塔が立っている。「第2のChurch!!!!!」だ!と、ここでもふざけていた私w(財布を無くしたサラに申し訳ないから、あくまでも心の中で・・) 今日は大移動の日&夜遅くまでブラついていたせいか、とても疲れた。部屋に帰ってぐっすり眠ろう・・zzz
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