【2021年読了版】オススメ本を紹介します!
2021年も残りわずかとなってまいりました。今回は昨年に引き続き、2021年に読んだ本の中から、私がオススメしたい本を紹介していこうと思います。
■ ミステリー部門
十角館の殺人 / 綾辻行人
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読書好きの皆さんのオススメを見ていると、頻繁に登場していたのがこちらの作品。綾辻さんの作品を読むのは初めてだったのですが、ものすごく面白くて、多くの方がオススメしているのも納得の作品でした。登場人物が全てあだ名で呼ばれているところに少し分かりづらさを感じてしまった私でしたが、繰り広げられるミステリーの展開が気になって、気が付けば一気に物語を読み進めていました。
■ 自己啓発部門
仕事は楽しいかね?/ デイル・ドーデン:野津智子(訳)
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こういう物語調の自己啓発本って、私は結構好きだったりします。この本をビジネス書の方に入れるべきか一瞬悩んだりもしたのですが、生き方の気付きを与えてくれるという点で、やっぱり自己啓発かなあ…と思いランクインさせてしまいました!図書館でこの本を借りるときに、「私も若いとき、この本を借りて読んだんですよ」と職員さんとお話したことも良い思い出です。
■エッセイ部門
森田真生 / 僕たちはどう生きるか
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noteの公式企画「読書感想文2021」がきっかけで手に取ったこの1冊。本当に、色んな気付きを与えてくれた1冊となりました。環境への考え方だけではなく、筆者の行なっている教育活動もとても興味深いんです。そしてなにより、一緒に「もりたのーえん」を作っている子供さんの視点が面白くて、癒されっぱなしでした。この作品に関する記事はこちらからお読みいただけます(⇩)!
■ ビジネス部門
古賀史健 / 取材・執筆・推敲
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「モノを書くこと」そのものについて学べる本はないのだろうか。そんなときに出逢ったのが、この1冊でした。誰もが自由に文章を書き、気軽に発信ができるこの時代。プロと呼ばれる人たちは、こんなにも色んなことを考えながら文章と向き合っているのかと思うと、自分ももっと貪欲に自分の文章と向き合わなければならないのだと、この本を読んで思い知らされました。作品に関する記事は、こちらからお読み頂けます(⇩)。
■ 絵本・児童文学部門
きむらゆういち / あらしのよるに
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はじめてこの作品に触れたのは、何を隠そう国語の教科書。数年前、たまたま図書館でこの作品を見かけ、はじめて物語に「続き」があることを知りました。大人になってから読むと、純粋に物語を楽しんでいた幼い頃とは違った見方ができるようになるものですね。懐かしさを感じつつも、温かさや切なさなど色んな気持ちを抱きながら、読み進めた作品でした。
■シリーズ部門
青柳碧人 / 赤ずきん旅の途中で死体と出会う。
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「むかしむかしあるところに死体がありました」に続き、今度は西洋の童話をモチーフにして書かれたこの作品。短編として独立されているそれぞれの物語と、全てに繋がる大きなひとつの物語。毎度のことながら、作者の仕掛けるそのカラクリには「えっ…!」と驚かされてしまいました。このシリーズは、インパクトのある表紙にどうしても目がいってしまいますね。この作品に関する記事は、こちらからお読みいただけます(⇩)。
■おわりに
昨年書いたまとめ記事が好評だったので、今年も書かせてもらいました。今年も本の紹介文は、ブクログさんの作品紹介を参考に要約させていただきました。
今年はわりと、既に記事で紹介した作品も多かったかなと思います。皆さんの来年の読書の参考になれば嬉しいです。
また今回の記事で、こちらの企画にも参加させて頂きました!
アドベントカレンダーって面白いですね…!色々と勉強になりました。メディアパルさん、素敵な企画をありがとうございました!