QMA大会に対する答えとは
いよいよ22日の和歌山ピタゴラス大会をもって、今年の
近畿でのQMA大会の全日程が終了しました。
改めて、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
今回はEASY、NORMAL限定で参加者も8人と少なかったこともあり、
最後に優勝という形で終えることができました。
今年は店舗でQMA大会を断られることもあるなど、
QMA大会について、改めて考えさせられる一年でもありました。
北陸に行かせて頂いた時に、各地の選手が一堂に集まることで
交流がスムーズに行えるという大会のメリットを改めて
思い起こせるものでした。
一方で近畿では特に通常プレイの機会要望が強く、大幅に
店舗大会を減らさざるを得ない状況になったり、会場に
訪れながらも大会に参加しないケースも多く見られるようになり、
以前から指摘されている成績の固定化によって、二の足を踏むような
状態に陥って、強豪の縛り本数を増やす措置をとったものの、
それがますます混迷を極めたのは否めません…。
当然縛りを増やすということは、メイン武器を使えないケースが
頻発するため、様々なジャンルの調整が必要になりますし、
一方で相手からしても、当日に封鎖くじを引く性質上、
どういった形式が来るかが読めないことは、メイン武器で
大きくリードを許す状況が起こりづらいこと以上に
何を投げてくるかがわからない中で練習することになるため、
目標が立てづらい状況が増しています。
QMAは普段プレイする際、カンニングを疑われないように、
あまり互いに話しづらい状況もあります。
そのため大会が交流の場に使われることが多く、またアフター店対や
食事会を行うことも多いのですが、飲食店に移動することにより、
格ゲーイベントのように野試合の量を増やしづらいこと、
また食事会の費用がどうしても大きくなってしまい、
QMAのプレーを増やしづらい状況が生まれたことで、
開催についても疑問符を持たれる状況も生まれました。
ネット社会は様々な人との繋がりを作り出せる可能性を高めた一方、
様々な調整を試みようとする中で、関係が切れてしまう側面も
より強めてしまうところも広がるようになりました。
ジスタのように、社会人が仕事以外の友人の場を作りたいという
方針がアーケードゲームで大切なものであり、特に対人戦が
重要視されているQMAにおいて、プレイをして頂くためにも、
正解が多くできるようになるために、これからも模索を
続けていきたいです。