次の治療(療法)へ その2
こんにちは、こんばんは。
臨床心理士のカウンセリングをやめ、
新しい病院の受診を予約待ちしている間、
薬もなく、一ヶ月ほどの期間が空いた。
彼と旅行へ行ったり、
少しでも楽しいことをと、する時間もあった。
けれども、それだけを一生するわけにも行かず、
なんとか、生きている状態を持続できるようにしたい、
彼にそんな話をすると、
どうせ、新しい病院へ行く待ち時間があるのなら、
ものは試しで、
民間のカウンセリングに行ったらどうだろう?と提案をされた。
世の中には、カウンセリングといっても、
臨床心理士だけがやっているカウンセリングではなくて、
退行催眠療法(子供の頃の自分を見に行く催眠療法)などを行なっている方もたくさんいるということは、
ネットで調べて知識として知っていた。
その少し前に、
「育て直し」という療法を行なっている男性の大学教授がテレビで話題になっていたことがある。
赤ちゃんの状態に戻って、おむつを変えてもらったり、
あやされたり、抱っこされたりなど、
その教授にしてもらう療法だった。
確か、男性が女性を世話しているということで、
性的な誤解が招いたのか、本当にいかがわしいことになったのかは分からなかったが、
その療法は批判されて、世間から話は消えていったような覚えがある。
その療法を聞いた時、
私は特に父性愛はあまり受けたことがないと感じていたので、
自分の寂しさが満たせるのなら、
ぜひ、やってみたいと思っていた。
そんなこともあり、
ある退行催眠療法をやっている方のところへ、
足を運ぶこととなった。