私立女子高校の生活
誰も知っている人がいない学校で、
今までの不登校児キャラは捨てて、
新しい生活を楽しもうと入学したが、
元々、中学生まで、学校に行く習慣が根付いてないため、
学校は全く楽しくなかった。
簿記もそろばんも、女性だけの学生生活も、
私には全く向いていないと思い、
1学期早々に、見切りをつけていた。
だが、専門学校進学は諦めていなかったことと、
当初は料理だけに関心があったが、
理学療法士や、福祉関係にも関心が広がってきたので、
次の年に、授業料の安いあまり勉強しなくても入れそうな公立高校への進学を決めて、
女子校退学まで、個人的な受験勉強を続けた。
そして、次の年に無事都立高校へ進学をした。
私が唯一恵まれていたことは、
私の進路に関しては反対される、といったことが、
母から一切なかったことかもしれない。
(私学の入学金は一年時、制服など含めて100万ほどかかるので、それを返せ!と、怒鳴られたことはあったけど)