ポーランド人との裁判はその後どうなったのか?
2024年5月に内装作業を頼んだポーランド人のロベルトとその父と弟の3人がとんでもない輩だったのは以前の記事にも書いた。
詳細は下記のブログ参照✨
彼らの3日目の作業が終わった後、デービッドに確認せずに代金の1800ポンドを銀行に振り込んでしまった私😓
家の中をとんでもない状態にされ、払ったお金はもう取り戻せないかと思いきや、少額裁判の手続きをすれば取り戻せるかもしなれないと裁判の申請をしたのが 7月1日。
ロベルトが7月22日までに何もアクションを起こさない場合は裁判に突入!
と思っていたら、彼が妥協案を提示してきた。
710ポンドは返金する。(10回の分割で💦)
もし受け入れられない場合は仲介人を通して話し合いたい。
とのこと…
もちろん、710ポンドの返金で私たちが納得するわけもなく、仲介人を通して話し合うことになった。
イギリスでは、少額裁判の前に、提訴された側がメディエイター(仲介人)の仲介による当事者双方の話合い「メディエーション」を希望した場合、提訴した側がそれを受け入れれば、裁判せずに解決方法を探ることができる。
裁判に進む前に、他の方法があることに驚いた。
私もデービッドも「メディエーション」は初体験!
そして、今日がその日だった。
デービッドは、前日から仲介人に状況を説明するための準備をしていた。
午前9時過ぎに仲介人から電話がかかってきた。
担当者は男性、名前はデービッド🤣
ロベルトは、710ポンドなら返金してもいい。
私たちは、3700ポンド支払って欲しい。
と、双方の提示金額は全く違う。
その間のお互いがハッピーと思える金額で、交渉をまとめるのが彼の仕事…
電話でロベルトとデービッドの間に入り、それぞれの言い分を聞いて、お互いとってベストな結果になることを目指す。
まず仲介人は「ロベルトは710ポンドなら支払ってもいい」と言ってるけどどう思うかをデービッドに確認、もちろん答えは「ノー」。
彼は一旦電話を切って、ロベルトに電話📱
そのことを伝え、妥協案をアドバイスする。
次の電話では「1800ポンドを10回払いで払う」のはどうか?と言ってきた。
私たちは、メディエーションの前に、「せめて2000ポンド以上はもらわないと納得できないよね」と話し合っていたので、もちろん「ノー」
仲介人が「裁判に進むと最低でも1年半は時間が取られるし、手続きがものすごく大変ですよ」と言ってきた。
この時、ロベルトと弟は、もうデコレーターの仕事はしておらず、倉庫のピッカーのアルバイトをしていて、父親だけが会社に雇われの身で働いていることが判明。
やっぱり、私たちの作業で失敗したのが彼の事業のトドメを刺した様子…
デービッドが「それじゃあ、2000ポンドで手を打つ」と提案し、仲介人はロベルトにその旨を伝えた。
結局、1回では払えないので、9月から毎月200ポンドずつ10回に分けて払ってもらうことになった。
双方が納得のいく条件で和解🍀
やっと、これで一件落着〜✨
勢いで、もう一つの前金で払わされた500ポンドの回収方法を模索することに…
これについては次回の記事で報告します!