イギリスの「女王陛下御用達」はどうなる?
昨日の記事の続きです…
今回も抜粋して内容を紹介🌈
「女王陛下御用達」はどうなるか
トマトケチャップからシリアル、香水まで、イギリスではあらゆる日用品で王家の紋章と「by appointment to Her Majesty the Queen (女王陛下御用達)」という文字を見かける。
これらはロイヤル・ワラント(王室御用達)を受けた製品で、王室に定期的に供給されているもの。
イギリスではここ100年ほどの間に、君主やその伴侶、王位継承者が独自のロイヤル・ワラントを発行してきた。
現在では約800社に対し900件のロイヤル・ワラントが発行されている。
発行者が亡くなると、その人物からのロイヤル・ワラントは無効となり、企業は2年以内に王室の紋章の使用をやめなくてはならない。
ただし例外として、エリザベス女王の母エリザベス皇太后が亡くなった際には、そのロイヤル・ワラントは5年間、維持された。
ロイヤル・ワラントは肩書ではなく一家単位のものなので、チャールズ国王が皇太子時代に発行したロイヤル・ワラントはそのまま継続となる。
また、皇太子となったウェールズ公ウィリアム王子に、国王はロイヤル・ワラントの発行権を付与することが予想される。
パスポートはなお有効
更新が必要なのは貨幣や切手、ロイヤル・ワラントだけではない。
全てのイギリスのパスポートには、「女王陛下」の文言が入っている。
このパスポートは有効だが、今後発行されるものではこの部分が「国王陛下」に変わる。
イングランドとウェールズの一部の警察組織では、ヘルメットに「EIIR」が刻まれているため、これも更新が必要だ。
法廷弁護士の一部を占める勅撰弁護士も、これまでは「クイーンズ・カウンシル」と呼ばれていたが、女王の死去を受けてすでに「キングス・カウンシル」となっている。
そして最後に、イギリス国歌が「神よ女王を救いたまえ(God save the Queen)」から変更された。
10日にチャールズ国王の即位が正式に布告された際には、「国王陛下のため万歳三唱」のほか、「神よ国王を救いたまえ(God save the King)」が唱えられ、軍楽隊が国歌を演奏した。
(英語記事 What will happen to stamps, coins, banknotes and passports?)。
抜粋終わり
ということで、女王死去によりいろいろと変化することがBBCの記事で理解できた。
明日は日本から来る友人Hちゃんのお迎えでヒースロー空港まで行ってきます。(東から西だから片道2時間コース🤣)
デービッドが男友達と森のキャビンに宿泊中で不在のため、車で迎えに行けず💦頑張って大きいスーツケース持参でお出かけ😂
次回もイギリスの最新情報をお伝えします!
お楽しみに〜🌈