イギリスの牛乳は腐りやすい?
小学生の頃から牛乳が苦手な私は、給食に出てくる牛乳が嫌でたまらなかった。
当時、給食を食べ終わっても牛乳を飲み終わるまで遊びにいけないルールがあり、我慢して飲んだり、それでも飲めない時はこっそりランドセルに入れて持ち帰った。
たまに三角形の紙パックに入った牛乳がランドセル内で爆発、なかなか取れない悪臭に悩まされた…
いまだに牛乳はあまり好きではない😅
私には用がない牛乳だけど、デービッドがコーヒーに入れて飲むので、冷蔵庫には必ず常備されている。
イギリスの牛乳は成分によって3種類に色が分かれてる。
「赤/スキムド・ミルク」無脂肪乳
「緑/セミスキムド・ミルク」低脂肪乳
「青/ホールミルク」無調整牛乳
日本みたいに紙のパックに入ってるわけではなく、取っ手がついたプラスチックの入れ物に入っている。
蓋が付いているので冷蔵庫に入れていても臭い移りがしにくいし、倒れてもこぼれにくい。
サイズは500ml、1L、2Lが主要なサイズ、我が家では500mlか1Lを買うことが多い。
割高でもなるべく小さいサイズを選ぶようにしてるのは、冷蔵庫のポケットに入れてると温度が不安定で腐りやすいから…
デービッドの好みは、オーガニックのホールミルク、パスチャライズ(低温殺菌)のノンホモ牛乳。
日本で一般的に販売されている牛乳の多くは超高温殺菌、“ホモジナイズ”という処理が施されている。“ホモジナイズ”とは、牛乳の中の脂肪球を砕いて小さく均質化する処理のこと。
牛乳は搾ったままの状態だと脂肪球の大きさが不揃いなので、均一に効率よく殺菌処理を行う目的や安定した品質を保つためなどの目的から、一般的に“ホモジナイズ”処理が行われる。
ノンホモ牛乳は、名前の通り上記の“ホモジナイズ(均質化)”処理を行っていない牛乳のこと。
買ったったばかりでも、すでにパックの口のところにとろっとした乳脂肪分がついてて、すぐ固まり、だめになってしまう。
デービッドは鼻がいいので使う前に必ずミルクの匂いを嗅いで、腐ってないか確認して使う。
たまにそれを忘れて、腐ったミルクでコーヒーやオートミルクを作ってしまい捨てることも💦
日本の牛乳の90%以上が超高速殺菌されたホモ牛乳なのは昭和30年の【森永ヒ素ミルク中毒事件】があったからと言われている。
詳しくは下記の佃さんの記事で↓
当時130名の死者を出したと言われるこの事件はその後、不買運動にまで発展…
1984年に起きたグリコ・森永事件では、犯人の読売新聞社への挑戦状に、森永乳業と関係が深い森永製菓をターゲットにした理由が
「森永 まえに ひそで どくの こわさ よお わかっとるや ないか」
と記載されてて、ヒ素ミルク事件が遠因になった事を示唆していたという。
結局犯人はわからずじまい…
牛乳のことを調べていったら昔日本で起きた上記の事件に繋がったという。
日本の牛乳が腐りにくい理由がやっと腑におちた。
イギリスは牛乳もパンもすぐに腐るけど、それだけ自然に近い状態だということね…🍀
🌈ここからはお知らせです🌈
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