英国アンティークシルバーが人気の理由🇬🇧
ただいま日本から妹Yちゃんが渡英中、色々と一緒に行動中✨
1月30日に行ったケンプトン・アンティークマーケットの記事の最終回!
Hちゃんから「アンティークシルバー」の情報について詳しく書いてあるサイトを教えてもらった✨
↓
イギリスのアンティークシルバーが人気の理由を上記より抜粋して紹介🇬🇧
「英国のアンティークシルバーが受け継がれてきた理由」
シルバーは昔から高価なものとして、貴族達しか手にすることができなかった貴重なものでした。
貴族としての証や富の象徴の意味をなすひとつの道具として扱われていて…
それはつまり、貴族階級が崩壊すればシルバーの文化が崩壊するのと同じこと。
シルバー自体は英国以外にもあったものの、フランスにおいては18世紀に起きたフランス革命をはじめとする一連の革命によって貴族体制が崩壊。
その後20世紀初頭に至るまで、ヨーロッパの各国が同じような運命をたどり、シルバーは溶かされ、お金として使用されてしまう。
各国の貴族体制が崩壊していく中でも、英国では王権と貴族制度が維持され続け、今の時代もアンティークシルバーとして生き残り、受け継がれてきたわけです。
ら「だから、世界中からイギリスまで銀製品を探しにバイヤーが集まるのか…」
シルバーの種類
シルバーには主に2種類、「純銀」と「シルバープレート」があり、それぞれにメリット、デメリットがある。
※1697~1720年の間には純度95.8%のブリタニアシルバーと呼ばれるものも…
純銀
純銀(スターリングシルバー)はその名の通り、中まですべてがシルバー。
スターリングには「本物の」「価値のある」という意味があり、英国においては数百年前から厳格なルールのもとに管理されてきた。
「純銀」と言ってもシルバーの純度は国によってまちまちで、英国ではシルバーの純度が92.5%以上と厳密に決められており、それ未満だとシルバー製品とは認められない。
ヨーロッパ各国が純度80%や83%でもシルバー製品として扱う中、英国では92.5%以上を貫き通してきた。
英国のシルバーには必ず刻印(ホールマーク)があり、つくられた年や場所、メーカーまで判別できるのも「純銀」の特徴のひとつ。
そんな「純銀」の魅力はその価値。
「シルバープレート」より遥かに高級品、当時の英国でもそれは同じこと。
つまり、貴族の中でも持てる人は限られていた。
さらには純銀そのものの価値に加えて工芸品としての価値もプラス、
またアンティークシルバーは製造年の古いものほど価値が上がっていく傾向がある。
シルバープレート
銅や真鍮のような別の金属に銀メッキの層を施したものを「シルバープレート」と呼ぶ。
メッキ自体は純銀なので、パッと見ただけでは見分けはつかない。
「シルバープレート」にも種類があり、EPNS(Electro Plated Nickel Silver)と、シェフィールドシルバー(Silver Plate on Copper)という2種類がある。
私が買ったバターナイフをアップで見ると…
右4桁の文字は「EPNS 」の刻印✨
EPNS は1850年頃に英国のエルキントン社が完成させた技術。
本体がニッケルでできていて、その上に電気を使って銀メッキをかける方法でつくられている。
シェフィールドシルバーは本体が銅でできていて、その上に銀メッキを施したもの。
シェフィールドシルバーの中でも電気が発明される以前の品はオールド・シェフィールドシルバーと呼ばれ、純銀をシート状に伸ばし銅の本体に巻きつける方法でつくられていた。
ケンプトンマーケットで最後に見たマザーオブパールのカトラリーセット✨
値札に書かれている説明をよく見ると…
シェフィールドと書かれている。
まさしくこれが、シェフィールドシルバー!
4つあるマークの一番右にCB&Sと刻印がある。
多分、Cooper Brothers & Songという製造会社名だと思う。
「シルバープレート」の魅力はやはり価格。
「純銀」の何分の一かの金額でシルバーの輝きが手に入る。
ホールマーク
英国には、7.8グラム以上の重量がある全ての純銀製品は、必ず公的な検査機関にて検査を受けなければならないという厳格なルールがある。
この検査を合格したものには証として刻印(ホールマーク)が押され、市場に流通することを許される。
この制度は14世紀頃には定められており、最初はクオリティーを証明する刻印、16世紀半ばには年代ごとに打ち分けるようになった。
これによって、英国アンティークシルバーはいつ・どこで・どのメーカーがつくったのかが判別できるようになっている。
この刻印は世界でも最も信用度の高い刻印として知られ、英国のシルバー製品のクオリティーが世界に誇る理由のひとつとなっている。
ら「通りで世界中からバイヤーがイギリスに集まってくるわけだ🇬🇧」
1.メーカーズマーク
製造メーカーのマーク。メーカーの名前が2~3文字の短縮されたアルファベット表記がよく見られる。
2.アセイ・オフィス・マーク
どこのアセイ・オフィス(検査機関)でホールマークが押されたかを表している。
3.スタンダードマーク
シルバー純度92.5%を超えることを保証するマーク。ライオンの全体像が描かれている。王冠をかぶったライオンの顔の場合もあり🦁
4.デート・レター
アルファベットと枠の組み合わせ。
大文字・小文字、書体の違い、枠との組み合わせで、何年に刻印が押されたかを示している。
というわけで、イギリスのシルバーの人気の理由をやっと理解できた🤣
純銀の製品は買えなかったけど、シルバープレートで十分貴族気分を味わえそう💕
アンティークマーケットで買ったバターナイフ、毎日愛用中です🤣
やっぱりお気に入りのものが身近にあると日々の暮らしが豊かになり
ますね✨
🌈ここからはお知らせです🌈
🌈インスタライブ🌈
2月6日 (火) 午後9時45分〜午後10時10分(アーカイブ残ります)
「ちょっと変?日本のバレンタインデーと英国での過ごし方」
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2月6日 (火) 午後10時15分〜午後10時40分(アーカイブ残ります)
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渡英して早17年、デービッドと結婚して今年で14年…
これまで色々な試練を乗り越え、夢の国際結婚に辿り着きました。
2月14日か近くなると思い出す、デービッドには死んでも言えない裏話💦
みんな人前で言えないことって結構ありますよね。(私だけ?)
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