ハーゲンダッツは〇〇生まれ、本社や製造工場はどこにある?
昨日の記事の中で紹介したハーゲンダッツアイスクリーム🍨
「ハーゲンダッツは他社よりも安心ですね。
でも、製造する国でクオリティが違うと人から聞いた、または何かの記事を読んだような気がします。」
とコメント欄でパシールさんが教えてくれた!
カナダで食べた私のお気に入りのフレーバーは他の国では見たことない。
イギリスで色々な味を試してみたものの、美味しいけど、日本のハーゲンダッツのアイスを食べた時のような感動はない…
色々調べていくうちにこの理由が解明されていく✨
ハーゲンダッツの名前から浮かぶイメージはヨーロッパ、どこの国で生まれたんだろう?
と思って調べたら、管理栄養士・野菜ソムリエなどの専門家が監修してる「ヨセミテ」のサイトの情報に辿り着いた。
なかなか興味深いので要約して紹介🌈
”ご褒美デザート”のハーゲンダッツのアイスクリーム。最近は、”きなこ黒蜜”や”華もち”など(今は販売されてない💦)の和風アイスも人気。
こんなふうに、和風フレーバーも得意なハーゲンダッツ…。
「そもそも、どこの国のアイスクリームなんだろう?」
日本のほとんどのコンビニに置いてあるほどメジャーな存在、高級アイスクリームの代名詞ともいえる「ハーゲンダッツ」はどこの国で生まれたのか?
ハーゲンダッツはヨーロッパ生まれではなかった!
ハーゲンダッツが誕生したのは、今から約100年前のこと。
1920年代にルーベン・マッタスとその妻が、アメリカでアイスの行商を始めたのがきっかけだった。
つまり、ハーゲンダッツはアメリカ生まれ!
1961年に、卵黄を加えることで乳脂肪分を17%まで上げたものが、ハーゲンダッツの始まり(乳脂肪分17%というのはかなり大きな数字)。
日本で売られているアイスのバニラ味は、ほとんどが乳脂肪分8%以下、だから、ハーゲンダッツはとても濃厚な味。
アメリカ生まれなのに、なぜネーミングはヨーロッパ風?
夫妻の名前はハーゲンダッツではないし…。
ハーゲンダッツという言葉は造語だった!
なんと「ハーゲンダッツ」という言葉に意味はなく、創業者の親戚の名前でも、マッタス夫妻にゆかりのある地名でもないらしい😂
ハーゲンダッツが生まれた1920年代は、デンマークでは酪農が盛んで、「アイスクリームはデンマーク産」というイメージが強かった。
そこで、アイスクリームの産地であるデンマークのイメージを持たせるために、「コペンハーゲン」の地名から”ハーゲン”を用いた。
ハーゲンの後に続く言葉は、「余韻がいい」という理由で、”ダッツ”に…
つまり、ハーゲンダッツという言葉は造語だった!
ちなみに、本国アメリカでは「ハーゲンダース」「ハーグンダース」「ハーゲンダーズ」などと呼ばれている。
ハーゲンダッツの本社や製造工場はどこにある?
ハーゲンダッツの本社は今もアメリカにある。
でも、会社の名前は「ハーゲンダッツ」ではなく、「ゼネラル・ミルズ」という食品会社が、ハーゲンダッツを販売している。
本社はアメリカだけど、日本向け商品は「ハーゲンダッツジャパン株式会社」販売している。
ハーゲンダッツジャパンがあるなら製造工場も日本に?
どう考えても、和風フレーバーのアイスクリームは、国内工場で作られていそう…、日本にもハーゲンダッツの工場はあるのか?
調べてみると、ハーゲンダッツの製造工場は、世界でたった4つしかないことがわかった!
場所は、アメリカのニュージャージー州とカルフォルニア州。(アメリカの東側と西側のそれぞれにある)
そしてフランスのパリと、最後の一つは日本の群馬県高崎市。
日本で販売されているものすべてが、群馬の工場で生産されているわけではなく、カルフォルニアの工場で製造されたものも輸入しているよう。
ただし「クランチークランチ」は愛媛県にある”サンタ”という会社が製造。
世界に4つしかない製造工場の一つが日本にあるとは…。びっくり!
さらに調べると、日本ではタカナシ乳業が群馬の専用工場で製造していることがわかった。
タカナシ乳業とは?
タカナシ乳業は1984年に、ハーゲンダッツオランダとサントリーと共同出資して、ハーゲンダッツジャパンを設立。
(またまたびっくり!私が腸活入門講座を開催しているあのサントリー🤣)
それから、アイスクリームの製造を開始。
日本で売られているスターバックス製品のチルドドリンクの製造も請け負っていて、店舗向けの牛乳もタカナシ乳業が卸している。
間違いないおいしさのハーゲンダッツだけど、気になるのはそのお値段。
毎シーズン新しい味がでて気になるものの、価格が高く頻繁には買えない。
一体、ほかのアイスに比べて、なぜハーゲンダッツは高いのか?
次回の記事ではその秘密に迫ります✨
お楽しみに〜🌈