心理学勉強日記⑨【信頼性】
参考文献👇
心理学は目に見えない心を様々な形でデータ化し、それを分析・解釈することで理論を形成していく学問。しかし、質の低いデータを集めていては、どれだけすばらしい分析・解釈を行ったとしても意味がない。
データの質の高さを表す概念が信頼性と妥当性。
信頼性=データの一貫性
例)同一対象に対して追試を繰り返した場合、安定して同じ結果が得られれば「信頼性は高い」、回によって大きく結果が変動することがあれば「信頼性は低い」ことになる
信頼性は誤差の少なさといえる
信頼性の検討方法
①再テスト法
同じ集団に一定期間をおいて同一のテストを2度実施し、2回の相関係数を算出する方法
②平行テスト法
形式・難易度・平均点などが等質な2つのテストを作成、同時に実施して2つのテスト間の相関係数を算出する方法
③折半法
1つのテストを等質な2群に折半し、両群の得点間の相関係数を算出する方法
④α係数
テスト項目が等質な内容のみで構成されていれば、結果の誤差は少ない。つまり信頼性が高いことになる。
異質な項目が混ざっていると、それが誤差の原因となり、信頼性の低下につながる
クロンバックのα係数=信頼性をテスト項目の等質性・一貫性とみなし、それを数量化した指標
信頼性について200字前後で述べなさい。
信頼性とはデータの安定性・一貫性のことで、誤差の少なさと言い換えることもできる。再テスト法、平行テスト法、折半法といった様々な検討方法があるが、現在最も用いられているのは、内的整合性を検討する方法である。内的整合性が高ければ、テストが等質な項目で構成されているため誤差が少ない。つまり信頼性が高いとみなすことができる。代表的な内的整合性の指標としては、クロンバックのα係数が挙げられ、多くの心理学研究で用いられている。(209字)
今日の一言
信頼性一つとっても多くの方法が用いられているんだね
オススメの一曲
悲しみ…
たとえどんな終わりを描いても 心は謎めいて
それはまるで闇のように 迫る真実
たとえどんな世界を描いても 明日は見えなくて
それはまるで百合のように 汚れを知らない
願いは透明なままで
嵐「truth」
真実はいつも一つ
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