阿保は何方ですか?
遠く遠く先に向けて夢を追う。
将来は明るいものだと信じてやまない、未来へのささやかな憧れ。それを唱えて成人の議を終える社会人。
世代間ギャップはデジタル化が進むほど埋まらず
腫れ物を触るかのように進まないディスコミュニケーション。
減って行くのは物価高に喘ぐ給与とすり減る心。
当たり障りのない会話から生み出される自己否定。世間に合わせるとはこういうことか。
謙遜だけで無駄なエネルギーを使う。
それを辞めたら適当人間としての烙印を無意識に押される。仕事が出来ないハンデは「適当」人間を更に助長させる。
本当に欲しかった言葉は慰めや叱責や同情ではない。
じゃあ何?と聞かれるがそれを言葉で表される事こそが野暮なんだろう。
阿保は何方ですか?
文章力に欠ける私の方なのかもしれないが、
そもそも答えなんて無い。
答えを知っているのは人生経験が少しばかり長い先輩からのアドバイスか、それとも自己のプライドを守る為の優越感か。
デジタル化で多数派の答えは出尽くした。人工知能にでも任せたほうがマシなんじゃ無いか?
思考の余白を阿保が全部埋め尽くす。
考える時間を…‼︎思考を辞めないで…‼︎
矛盾 矛盾 矛盾
不正解をただひたすらに繰り返す日々を愛せるような人生でいたい。
そんな昼下がりの曇り日です。
平和に