ワーママはるさんの『やめる時間術』を読んで実践したこと8つ
ワーママはるさんの『やめる時間術』、一気に読んでその後何周かして体に染み込ませるようにしている。
読んでいるだけだとできそうなことが多く感じるが、やることは実際難しいのだと思う。
現実、私の自分時間は日々ほとんどなく、灰になっていることもしばしば。
この本は発売直後から色んな方が内容をまとめて発信していらっしゃるので、読んで私が実践したこと、しようとしていることをまとめてみたい。
自分の時間を作るため、ある種の決意表明みたいなものだ。
家事編①洗濯ネットをやめた
のっけから「そんなこと?」というレベルのものだが、これは私の生活の中で地味に時間と労力を使っていた。
私の洗濯機は使用して丸5年以上。とても壊れやすく、何度も修理業者に来てもらっている。
最近もちょこちょこエラー表示は出るが、無視して電源切ってまた脱水とか最初からやり直しとかやっている(もはや昔、テレビが壊れたら叩いて直すみたいなレベル)。
これは洗濯ネットをつけないからではないかということで、ここ1年以上は全ての洗濯物をネットに入れていた。
このネットに入れるという作業、私はめちゃくちゃ嫌いだ。
時間はかかるし、なんだか汚い感じがする。洗濯が終わったらネットから取り出すのもめんどくさい。
そんなこと?という理由だが、この大嫌いな作業を平日は必ず1回、休日は4,5回していた(因みに旦那は平日2回目を回してくれるがネットには入れない)。
ずーーーーっとこの作業、なんとかならんかな?と思っていたけど、ワーママはるさんの本を読んで
「洗濯機の調子より私の時間や疲れない方を優先したら?」
という気持ちになってしまった。
そこで、本当に大事な洗濯物以外ネットはやめよう!と思って実行してみたら…
洗濯1回につきネットが必要な服はせいぜい1着しかない
ことに気付いた。
洗濯物のほとんどはタオルや布巾。ネットに入れるものは私の仕事用の服1着かちょっといいシーツだけになった。
そうしたら、というかそれだけなのに!私の洗濯に対するストレスはめちゃくちゃ軽減した!
時間も(ネットに入れる時間3分+ネットから出す時間1分)×20日(1ヶ月当たりの平日)×12(ヶ月)+4分×約8日(1ヶ月当たりの休日)×12=1344分=22.4時間→1年間当たり約1日分の時間を削減?!
これはバカにならない。
あと、うちの洗濯機は少しでも洗濯物が大きいと何度も脱水が延長になる。しかし、ネットに入れなくなったおかげでなぜか脱水の延長は少なくなった(今までネットに詰め込み過ぎてたんか…)。
ここ最近、洗濯が嫌いになってしまって、以前はそんなことなかったのになと思っていたらネットに入れなくなったら、嫌いでなくなった。
ネットぐらいで時間や労力、好き嫌いが変わるなら、洗濯機の寿命は短く可能性があったとしても、自分としてはもうけもんの部類に入るのではないかと思った。
家事編②お掃除ロボットを活用する。
私はルンバは持っていたが、ブラーバは持っていなかった。
でもはるさんの本にルンバだけでなくブラーバも活用されていることが載っていたり、何年も前から気になっていたので、これを機にレンタルしてみた。
ネットを見たら「ルンバはいるけどブラーバはいらん説」とか「ブラーバひとつあればルンバはいらん説」など初心者からするとよくわからないことが書かれていた。
気になっていたのは「クイックルワイパーのシートで乾拭きモードにする」ことだ。
どういうことかわからなかったが、確かに水拭きモードはフローリングでは水が出すぎて、これ、フローリングにいいの?という感じだった。
ブラーバを試してみた感想…
全てを機械に任せるならブラーバもあった方が綺麗になる。でも、ブラーバも導入するとルンバをかける際の手間が2倍になる(床に置いている物を全て上に上げる)。ルンバもかけてブラーバもかけてとなると、リビング+台所という私たちが一日の大半を過ごす場所が結構な時間、占領される。平日仕事に行く前にかけるというのも時間がない。かけるタイミングをどうするか、仕組化が大事だ。
あと、届いたばかりのブラーバは充電が少なく、すぐに充電ステーションに返ってしまったので、私は床に何もない状態でクイックルワイパーをかけた。めちゃくちゃかけやすかった。これなら別にブラーバなくてもいいんじゃね?という感じである。
家電は試行錯誤して、活用するか自分なりの答えを出すことが大事だ。
家事編③片づけと掃除の勉強をする
ワーママはるさんはライフオーガナイザーなど、片づけの資格を持たれていて、私も片づけや掃除に興味があるので、何でなのかなー?と思っていた。
この本で「やっぱりそうか」という理由があった。
子どもたちの片づけまで行うルーチン時間が他の時間を圧迫していくし、片づけをするとその後に自分時間ができても、疲れていて何もする気にならないという状態にたびたびなっていました。自ら片づけの仕組みを作り維持する、仕組みの修正も自分でできるように勉強したのです。
もはや片づけの仕組み化は子を持つ親の時短術としてかなり重要なのではないか。
ワーママはるさんは掃除については外注していると記載があり、他に発信されているワーママさんも多くの方がそうされている。
私も以前外注しようとしたが、やめてしまったので、今回は勢い余って掃除代行を依頼してみた。
でも母にも相談したら緊急事態宣言が出ているうちの地域でいま依頼するのはちょっと怖いという話もあったり、私はかぜのたみさんのYouTubeを見て「自分で掃除を勉強したいな」と思ったりしていた。あと、以前病児保育を使うために職員の方に家に来て頂いた時、家の中のものをまじまじと見られたことがあまり気持ちよく感じなかった経験もある。
自分時間のためには人に見られたくないとか言っていられない気もするが、個人的には掃除も勉強したいと思って、まずは勉強することにした。
今までの私なら「資格勉強しよう!」となったが、現在自分時間ゼロなのに資格勉強する時間は取れないと思う。そこでいつもやっている家事の最中のKindle耳読で勉強しようということになった。読書で勉強してやっぱり体系立てて勉強したい!となったら資格勉強に移ればいい。
仕事編①平日は立ったまま朝食
これもなんやねん、という実例だが、はるさんのやめる時間術にはまず「自分の時間の使い方を記録する」ということが出てくる。
そこで起床~出社のため家を出る2時間の記録を取ってみた。取るだけでなくて、使った時間に成績をつけることも重要だ。
私の朝食は5分だが、私としてはあまり満足がいかない△の時間だった。
なぜなら起床~1時間半、立ちっぱなしで家事をしていて、朝食ぐらい座って食べたいと思っていつも座って食べていたが、たった5分なのに座るとスマホで色んなSNSを見て思考があちこちに飛んで、落ち着いて食べているはずなのに、すごくせわしない気分だったからだ。
そこで5分であれば、立ったまま食べてスマホはこれまで流していたKindleの耳読を聞くのみにした。
それなら食べることに集中できるし、立っているけど、せわしない感覚は軽減された。
仕事編②テレワーク中の運動は電話しながら歩く
テレワーク中、どうやったら普段続けている毎日1万歩が続けられるかと思っていた。
この本でも「ポモドーロ・テクニック」という言葉が出てくるが(25分の作業ごとに5分の休憩を設ける)、私はそれを読む前から何となく、学生時代に試験勉強をしていた感覚で、50分仕事したら10分家事をしたらいいかなと思っていた。
しかし、10分だけ仕事以外のことをするのはこの本にも書かれているが、仕事のスイッチを切り替えるのに時間がかかる。
本を読む前からずっとどうしたらいいんだろう?と思っていたけど、本から思い立って、仕事上、電話をすることが多いので、その際に歩き回ったり、スクワットをするようにした。
会社に出向く時より運動量は減っているが、それでもしないよりはマシではないか。座りっぱなしは新たな喫煙習慣と言われるぐらいである。
仕事の電話をする時に歩き回るなどで、家事はできなくなるが、仕事の合間にやる家事はクイックルワイパーなど、やらなくても生活に支障はない家事なので、やりたい気持ちはあるが、どちらが大切か考えた。いまは回らない仕事を少しでも回すべく、仕事中の家事をやめた。
仕事編③めちゃくちゃ朝早く出社する
私は元々朝5時起きの朝型人間なので、朝早く出社していたが、それでも7時に家を出て8時過ぎだった(9時始業)。朝は夫が子どもを保育園まで送ってくれるので、やらなければならない家事さえ終わらせたらさっさと出社した方がいい。はるさんの本でも
人間の脳にとって1日でもっとも生産性の高い「ゴールデンタイム」は起床後3~4時間
と記載されている。これは知っていたが、やっぱりそうだよな、いま私の仕事は全然回っていないんだからこの時間をフル活用しないといけないよな、と思って、家を6時半に出ることにした。
あまりに早く家を出すぎて、会社のビルが開いていないこともあった笑。
出産後、私の仕事は常に回っておらず、毎日「自分なんかいない方がマシじゃないか」と自己肯定感爆下がりである。
でも、めちゃくちゃ早く出社することで、9時の始業までに一日のスケジュールが冷静に立てられる。朝早い電車はオジサンしかおらず、そんな電車の中で仕事の計画を立てていると、ちょっとは仕事できる人の仲間入りになれた気がして、爆下がりの自己肯定感も少しは上がる瞬間である。
メンタル編①自分が休む時間を持つことを責めない
はるさんの本を読んでいたら、自分の時間を持つため、ムダな時間は全て排除しないといけないとか、モーレツに仕事や家事をしないといけないとか思ってしまった。
一昨日の金曜日はテレワークだったが、仕事をしながら歩く時間もなく、10時間ぐらい座りっぱなしでずっと全力疾走な感じだった。それでも仕事は全然終わらず、週明けからどうなるかと思うと恐ろしかった。
無理やり仕事を終わらせたら、会社の休業日で別室にいた夫が私の状態を見て「後の家事は俺がやる」と言ってくれた。
私は早めに寝たが、翌朝起きても体がだるくて何もやる気がわかなくて辛かった。
とりあえず、紙に今の自分の感情を書いた。
私は自分の時間はないどころか、起きている間は仕事と家事があふれていて、それらすらやりこなせていない状況だった。
休みの時間は睡眠以外ない。
この日もはるさんの本に書かれていることを実践したかったが、体に力が入らないので、久しぶりに何もしないことにした。
普段、休日でも朝から家事ばかりで座る時間がない状況なのに、座りっぱなしって夫も息子も変だなと思っただろう。
でも、座ってぼーっとしていると、だんだんと体のだるさが抜けていく感じがした。
あぁ、この休むっていう時間も大事かもしれない。
今まで私は特に仕事ができないと思って自分を責めて、猛スピードでやることばかり注力していたけど、自分が自分らしく、心地よく生きていくためには休むことも重要だ。
休む時間を作るためには仕事でも、外注することが大事だ。
私は最近、自分の仕事が回らないのは自分の責任だからということで、人に任せることもなかった。
自分がいくら頑張ったからと言って沖縄から北海道まで自転車で走っていても、いつ到着するの?!という気がする。
自分が自分であるために「休む」時間を設ける、これも「やめる時間術」だ。
自分が灰になってこの本の理解が進んだような気がした…笑。
メンタル編②はるさんの朝の瞑想ヨガに入ってみる
前項のように、私はメンタルが非常に弱い人間なので笑、自律神経がやられてよく体の不調を起こしている。
いつもカイロプラクティックで自律神経を整える治療をしてもらうが、めったにいけないので、日常的にできることはないかなと思っていた。
瞑想は自律神経を、メンタルにとても良いと聞くが、なかなか習慣化しないなと思っていた。
そこで、この本を読んだ機会にはるさんの朝の瞑想ヨガに参加させていただこうと思った。
そんな時間ある?!と思ったが、ずっと気になっていたし、これも自分の「休む時間」だと思えば、積極的に取り入れてみようと思った。
来月から4時半起きになるが、ものは試しで1ヶ月取り組んでみようと思う。
最後に
今まで挙げた以外にこの本から得る気づきはまだまだありそうだ。
得た気づきはアウトプットしたり、必ず実行に移すなどして私もはるさんのように理想の自分時間を手に入れたい。
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