appcycle株式会社、ついに始動しました!

初めまして。青森県のフードロスになっているりんごから合成皮革を製造販売していくFood Techスタートアップ、appcycle株式会社が始動しました!

改めまして、appcycle(アップサイクル)株式会社のFounder/CEOの重野由佳です。
2022年年始から活動を始めておりましたが、この度法人設立を済ませましてやっと法人としての活動を開始いたしました。

去年、NExT AOMORIという青森県が主催している地方創生ワークショップで構想を始め、ヒアリングなどを始めてからは結構な時間が経つのですが、青森市や弘前市、青森県や繊維の企業様、りんご加工業者様、農家様、商工会議所様、青森県内の事業者様、VC様など様々な方のお力添えがありまして法人としてスタートすることができましたことを改めまして御礼申し上げます。

このプロジェクトを始めてから出会った方、軽く200人は超えています。

というのも、法人設立前からVCさんに会いに行ったりピッチイベントに登壇させていただいておりましたので、ひとまず ”会社ないけど仮名刺を作ろう!” と思い2月に200枚の仮名刺を作りました。
それがもう配り終えて、なくなりました!
そして今法人としての新しい名刺を作成するタイミングとなりました。日々たくさんの企業や経営者・起業家さんにお会いできて毎日勉強になることばかりです。

appcycleの事業内容

⬛️フードロスになるりんごを活用したヴィーガンレザー(合成皮革)事業
⬛️りんご産業・農家支援・地域名産品のマーケティングや販売
⬛️新しい働き方の促進とグローバル人材の育成

この3つを柱に事業を行なっていきます。

りんごのヴィーガンレザー事業

appcycleの事業の柱となるのがりんごの合成皮革の製造販売です。


みなさま、りんごの廃棄物から皮革が作れるってご存知でしょうか?

”りんごでレザーを作る”、と話すと一発目驚かれることがほとんどです。
私も初めてヴィーガンレザーを触った時、そしてそれがフルーツの廃棄物からできていると知った時、大変驚きました。
そして ”これが青森のりんごだったら" って想像した時なんだか心が温かくなって愛着が湧いたんですよね。レザー商品って長く大切にするものというイメージがあります。
現在、りんご・マンゴー・ぶどう・パイナップルのヘタの部分などというフードロスからヴィーガンレザーや生地が作られています。

世界にはいろんなフルーツや植物のフードロスがある中で、私がりんごという素材を選んだのには理由があります。

地元、青森を元気にしたい。

地元を離れて都心や海外に住み働いてきた私だからこそ、地元への強い愛着や思いがあります。青森県といえば日本一のりんご県ですが、りんご農家の高齢化の問題や後継者問題、フードロスなど様々な課題があります。
それに加えて地域の人口の高齢化や過疎化、最低賃金の低さや自殺率など、農業以外にもたくさんの課題があるのが現状です。
県外へ出てからも都心で働く同郷の方に会うと、やっぱり地元のことなんとかしたいよね、という話になります。青森県で行われたピッチイベントの時、ジャッジたちが口々に "青森の子達の地元をなんとかしたいっていう使命感が他の県とは違った" とおっしゃっていたのが印象的でした。

ダイバーシティーを伝えたい。

オーストラリア・シンガポールと海外に出てから様々な人種や宗教の方と友達になったり、一緒に働いてきました。
今でもVeganやムスリム、ヒンドウーなどいろんな友達がいます。もちろんお肉や魚を食べる方に対してもヴイーガンレザーというプロダクトは、どの人種にもとても優しいプロダクトだと感じています。食や環境問題など考えるきっかけになるのが可愛いバックだったり、購入した車のレザーシートなど、身近なものだったらいいなと思います。上記のような友人達にも早くプロダクト作ってね!と言っていただけてすごく嬉しいです。
雇用の面でもジェンダーレスはもちろん、学生インターンパートタイムリモートでの働き方など多様な働き方を認め合っていきたいと思います。

現在私、COO、R&D、高校生・大学生インターン生のチームでの活動をしております。特に意欲のある若いインターン達の活躍がすごく楽しみです。

まだまだ未熟な私ですが、
これからこのチームや地域とともにもっと成長していきたいと思います。
みなさまのお力添えのおかげでやっとスタートラインに立てたこと大変ありがたく思います。

appcycle株式会社、弊社のチームをどうぞよろしくお願い致します。







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