人生の空しさを感じたときに
人生の空しさを感じたときに
-Cum sentire vanitas vitae-
エルサレムの王である伝道者の言葉。伝道者は言う、空の空、空の空、いっさいは空である。日の下で人が労するすべての労苦は、その身になんの益があるか。伝道者の書 1:1~3 口語訳
殺伐とした世の中に住んでいれば、人のこころも荒廃してゆく
ソロモン王のこころは孤独であった
伝道の書の後半で「人のつとめのすべては神の掟を守ることである」という
教訓で締めくくっている
人生は過ぎ去って行ってしまう
それは、確かに空しく風を追うようなものだ
こころにポッカリと空いた穴は
神でしか満たすことはできない
ソロモンは300人の正妻と700人の妾を所有していたけれど、
彼女たちは、彼のこころを満たすことはできなかった