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私が生活保護を受給する理由

私は生活保護受給者だ ある日、家賃が払えなくなって万端やむを得ずに、受給者と成り下がった 生活保護者の生活は厳しい 月額13万円の補助があるが、私が長年働いた年金が、月額7万5千円は、そこから差し引かれる
だから、5万5千円をお世話になっている 
生活保護者への謂れなき差別視線や迫害じみた中傷は、もう慣れた
年金を受け取ると、毎月1万3千円が口座に振り込まれる 家賃は自動送金で4万円、
そのほか、医療費は国民健康保険で賄われる部分は、無料になる
私の持病は糖尿病に躁鬱病、膝変形関節症に、排尿困難、あくまで自力で生活するために奮闘したが、刀折れ矢尽きて、今に至る
呉服店、生命保険会社、コールセンターに勤務したが、花は咲かなかった
生活保護の認定手続きには大変苦労したが、一命をとりとめた思いだった 保護を受給してからも、主にコールセンターで働いてきた、その収入は申告して、受給費から差し引かれる
現在は69歳なので、デイセンター、作業所に通所している
工賃は非常に安いが、居場所、という訳だ
週に4日通って、裂織やチャーム作り、併設されたお店に並べる品づくり、ケースの組立などを行っている
あくまで自由意思で通っているので、また、誰をも排除しないテーマで運営されているので、雰囲気は暖かい
昼食作りは、得意な人が自ら手を挙げて行う、一食250円でバランスのとれた、心の籠った食事を、一日一食だが摂れている
こうしてみると、私は恵まれているようにも思う
あと20年は生きたいので、20年通所するつもりだ
その間にエッセイストとして、ライターとして、短編小説家としてデビューするのが、当面の目標だ
お金を命、とする両親に苦しめられて来たので、お金を敵と見ている 投資が幾ら儲かろうとも、一切、関心がない
金権を超越したところで生きるのが、私の人生のテーマだ
生活保護を受給している理由は、それが必要だから
そして、法律で認められた最低限の権利だから、病で思うように働けないから
病はここに来て、かなり、改善されて来た、躁鬱病や、不眠症の薬も、副作用がキツいので、断薬するつもりでいる
精神科医や、厚生省、医療の闇ほど、胡散臭いものはない
日本で処方されている睡眠薬のベルソムラ、フルニトゼラパムは、アメリカでは麻薬に分類されている一事をとっても、患者を食い物にしているとしか言えない
そんな社会に巻き込まれずに、凛々と生きて行く
私は今、69歳 あと20年は精進する。

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