IT屋からみた歴史を学ぶ理由
IT屋は公式ドキュメントを参考にしろとよく言われる.
この理由は正しい情報が欲しいからだ.
公式ドキュメントは正しいことを書いている確率が最も高い.
ブログの記事を参考にする方が楽だが,ブログのソースは間違っていることが多い.
ではなぜ公式は正しい確率が高くて,ブログが間違っていることが多いといえるのか.
これはどのように作られるものなのか歴史(過程)を知るとわかる.
公式ドキュメントはそれを作った組織が間違いの無いよう気を付けて作る.
ブログは個人が調べた範囲で書く(ことが多い).間違っていても特に問題にされない.
だから正しい情報が得たい場合は公式ドキュメントを参照する.
この考え方は広く調べものに使える.
「それが正しい情報か?」をどう判断するかとなった時,
「それがどうやって作られたのかを知ること」が方法の一つとして挙げられそうだ.
歴史はあいまいなことが多い.正しい判断に際しどうやって作られたかを知ることが判断材料となる.
ああ,だから歴史家は歴史を学ぶのか.
と,一人考えながらブログを書いている.