愛着障害。
という言葉にいっときめちゃくちゃハマっていたというか。
この頃私は歩きお遍路に出ていて高知県にいた。
たまたま図書館で愛甲修子さんのアニメから学ぶ心理学シリーズの千と千尋を読んだ。私はカオナシだ!、、、とっても衝撃的だった。
それから彼女の他の本も探していて、
『愛着障害は治りますか』という本にたどり着いた。
愛着障害。。。
そこに書いてある症状の全てに当てはまったような気がする。
ショックのような、でもちょっと居場所を見つけて嬉しかったような。。。
どうしたら治るんだろう。。。
そこから”私は愛着障害なんだ”という肩書きがついた。
この出来事は今から約3年前のこと。
そしてもう一つ鮮明に記憶に残っている場面がある。
愛着障害からなんとか抜け出したかった。
だから歩きお遍路の途中途中で図書館に立ち寄っては、
心理学やスピリチュアルな本を読み漁って答えや関するものを見つけようとしていた。
そしてなぜが私はNANAという漫画を読み始める。
(昨日たまたまU-nextでアニメを見つけていて懐かしくなってこの記事を今書いているのだけど。w)
このアニメには2人のナナが出てくる。
私が完全に感情移入してしまったのは、歌を歌っているNANAの方。
彼女の父親はどうやっていなくなったのか忘れてしまったけど、
母親は男を作ってNANAが小さい時にごめんねと言って出ていってしまった。
=見捨てられたと感じているNANA。母を許せない彼女。
彼氏にも友達にも甘えたり、素直になれないNANA。
常に一人ぼっちを感じてるNANA。
そんな彼女の心情があまりにも自分と似ていて、、、
そして(まだ完結していないけれど)結局彼女は友達や仲間、大好きな仕事があってもこの孤独/孤立感は消えないんだな、、、と思った時に、
自分と被って益々寂しさが増して、四万十川の河川敷でわんわん泣いたのを懐かしく思う。
それからしばらく”愛着障害”という言葉に無性に執着していた私。
が、いつの間にか気にならなくなっていたなあ、と本当にふと昨日アニメを見ていて思った。
愛着障害という言葉を忘れていた、アニメを見るまで!w w
人生、面白い。