人間なのに人間な気がしない。
ずっとそんな感覚で生きていた。
そう初めて気づいたのは大学の時だったかな。
ラッキーなことに、私はアメリカへ留学させてもらっていた。
大嫌いな両親から、日本から自由になれる!!!
その一心で、めちゃくちゃ楽しい日々を送らせてもらっていた。
もちろん、私は人種の違う場所やアメリカのライフスタイルがあっているのもあったのだけど。
そんな中で時々感じていた”絶望的な孤独や不安、空虚感”。
楽しいと思う反面、いつもどこにいても誰といても心ここにあらずな感覚。
楽しい、嬉しい、悲しい、寂しい、怒り、愛してるなどの人間が当たり前に持つ感情が分からない。一時期自分がロボットのようで怖くなった日々。
この世界に誰とも繋がらず、たった一人で生きている感覚。
どこにも安心できる場所がない感じ。
セラピーを通していくなかで、
あー私は生まれてきてからずっと、
人のなかで安心感を抱いたことがなかったんだ。
=自分の中にも。
自分の感情があってはいけないと、
ずっと抑圧してきたから。
人がいると無意識にそう感じ、
体をこわばらせていたんだ。
感じないように、、、
それだけ怯えて生きてきたんだなあって、
思い返すと今でも涙が止まらない。
よく頑張って生きてきたなあ、私。