好きなことをして生きてゆこう。
言うのは簡単なのに、
全然できなかった。
好きなことを見つけても、
私はいつもやり続けることができないでいた。
”Kはいつもすぐに諦める癖(エネルギー)を持っている。”
と初めて行ったセラピストさんに言われたことを本当によく覚えているのだけど。
そう、
私はいつも好きなことに深く入っていこうとすると”どうしようもない怖さ”に襲われて入れないでいた。
だから全部中途半端で終わる。
その意味がやっとわかった気がする。
それは中2の時の出来事。
この記事にも書いたかもしれないけど、
あまりにも家庭が辛くて、勇気を持って担任の先生に話したとき、
信じてもらえなかった。
と同時に、
”どんなに叫んでも足掻いても、私の声は誰の耳にも届かないんだ、、、”
そして生きる気力も失った。
生きることなんかどうでもよくなった。
どうせ誰も私のことなんか気にしてくれない。
じゃあどうでもいいじゃないか。
生きていようが死のうが、誰も気づかない。
じゃあ好きなことをやろう!
となればよかったのだが、ものすごい悲しさや寂しさで母の愛が欲しい!!!と完全に執着してしまったようで、、、
別に死ぬのは怖くない。
と思いながらも本当はとても怖かったのだ、
生きたかったのだ。
だから、
いつも好きなことをしようとすると絶望的な寂しさや不安、空虚感に襲われた。そんなことをやったってお前には無理、どうせ無理、一人になるぞー!と私の弱いところをついてくる。
これらは確かに記憶のストーリーでしかないけど、繋がって自分なりに納得できて腑に落ちてきた。
そしてもういらないのでさようなら。
とすぐに手放せる人もいるだろう。
どうやら私の体が一番、その記憶を覚えているらしい。
ので、
ゆっくりと浄化していこうと思う。