
言語コミュニケーションって一体なに?(verbal communication model)
外国語を学ぼうとしない限りなかなか立ち止まって考える機会がないこと、それは
言語コミュニケーションって一体どういうこと?
ということです。
今回は、言語コミュニケーションの仕組みや英語でのコミュニケーションの仕組みを独自のモデルとともにまとめてみたものをご紹介します。
言語とは?
ではまず、言語とは何?何のために存在するのか?ということから考えてみます。難しい専門的な、学問的な理論や説明が色々あるのは置いておいて、私は単純に
メッセージ、想い、感情、思考を持つため
そしてそれを伝えるため
にあるのだと思っています。
私たち人間は社会の中に存在し、他者とつながりながら毎日生活をしています。
そしてつながるためにはお互いのメッセージ、想い、感情、思考を伝え合う必要があります。
その伝えるための道具が言語です。
言語コミュニケーションモデル

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自分の内にある
①メッセージ、想い、感情、思考に
②合うパーツ(単語など)を探し
③組み合わせ(文など)、状況や相手に合わせてアレンジしたものを
④音にして出す
これがシンプルな言語コミュニケーション(発信)のモデルです。
このモデルを見てわかるように、メッセージ、思い、感情、思考を伝えるという一連の流れの最後の砦が「音」なのです。

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そしてこれを双方向のコミュニケーションで考えると、二人(仮に)の間を繋ぐのは「音」だということが言えます。
お互いの内にあるものを氷山の一角の様に可視化するのが「音」なのです。
逆にいうと、言語コミュニケーション成立の障害になるのも「音」ということが言えます。
英語でのコミュニケーション
私は仕事柄、
「英語を話せる様になりたい」
というメッセージをたくさんいただきます。
しかし、驚くほどの割合で、発音の指導を受けたことがない、もしくは発音はそんなに重視していないとみなさん話されます。
先ほどのモデル図に戻ってみた時に、同じことが言えるでしょうか。
③まで作り上げた言語化されたメッセージと
実際に出す音(発音)が一致していなかったら
「伝える」という一蓮の動作は成立しなくなってしまいます。
双方向のコミュニケーションという視点で見ると、
この状態での発信は、
・相手に伝わらない
・相手が理解しようと必要以上の努力をしなければいけない
・誤解を生む
という結果になってしまいます。
ネイティブの様な発音を!
正しい発音を!
という訳ではありません。
でも、「話す」ということを目的とし、目指しているのでれば
語彙や文法のパーツを増やすことに加えて、最後の砦である「音」に対して
もう少し時間を費やしたならば、
自分もスムーズに伝えることができ
相手にとってもストレスを加えることがない
お互いにとってwin-winな言語(英語)コミュニケーションが可能になるのではないでしょうか。
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