またねって言ってほしかった
こんばんは。
別れて7ヶ月ぶりに元彼と2人で会いました。
元彼って不思議な存在ですよね
嫌いになって別れたのなら嫌で仕方のない存在なのかもしれませんが、お互い一緒の方向を向いて生きるのが難しくなっただけで、一緒にいて楽しい人であることには変わりない。
そして楽しい時間を共有できるのに、頻繁に会うこともできないし、どこか一歩引いて会わないといけない存在、でも特別な存在。
知り合いにも友達にも親友にも該当しない特別なカテゴリーの人間。
好きだった人とはまた違うジャンル。
自己肯定感が低い私は、別れてからありのままの私を好きになってくれるひとは彼しかいないと思って、たまに連絡したり、時には思い出して泣いたり未練か執着かわからない感情しかなくてずっと引きずっていた。
恋愛経験が乏しい私からすると、未練と執着ってとても区別が難しい感情だった。
彼のことがまだ好きなのか、ただの執着なのか、出来事を思い出したり、自分の感情を整理したり、色々とやってみたが、結局どちらなのか答えはでなかった。
周りの人からはまだ忘れられてないの、良い人は他にもいるよなんて言われるけど到底きっぱり忘れて前になんて進めない
忘れよう、忘れようと思えば思うほど思い出や感情が溢れてきて、負のループ
どんどん、ああすれば良かったな、こうしていれば、今ならなどと後悔する気持ちしか溢れてこない
こんな自分と付き合っていくために無理に忘れることはやめた
元彼のことが好きでも執着でもなんでもいいから、忘れられない自分を受け入れてあげようって
それが私自身を守るために唯一できることだった
とにかく考える時間を減らすためにアルバイトや趣味に力を入れてみたが、夜になると思い出す
次会うかもしれない時のために可愛くなる努力をしようと頑張った
半年ほど経ったところでやっと思い出すことが少なくなったが、やっぱり自分の感情に答えは出なかった
ただ彼から連絡が来なければ私はその程度の存在だったんだと思って諦めようという決心はできた
冒頭でも述べたように、きっかけができて元彼と2人で会うことになったのだが、また会えば自分の感情に決着が着くと思っていた
久しぶりに会うのは元彼だろうと友達だろうと緊張する
約2時間程だったが、元彼とたくさんおしゃべりした
でもね、結局答えは見つからなかった
ただ元彼は私のことなんて何とも思っていないっていうのがわかっただけ
ああ、諦めなきゃいけないんだなって
こう感じている時点で彼のことが私はまだ好きだったのかもしれない
私はこの感情に蓋をするために、今日ここに文字に書き起こした。
さようなら、最初に私を大事にしてくれた人。