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営業職から学ぶハンドメイド販売術

私の本業は営業職です。
多様性だか自主性だか、なんだかよく分からない時代に生きていますので、私の働く会社は副業OK。むしろウェルカム。


ハンドメイド作家として個人事業主をやりたい。デパート出店するには開業しなければいけない。と言った時も、会社は「すげー!」「どんどんチャレンジしろー!」って感じであっさり認めてくれました。
一応プライム市場の優良企業です。笑


おかげでイベントなんで金曜日から休みまーす!
と堂々と休めますし、公言しているので会社にバレないかコソコソする必要はありません。

1.営業はつい熱く語りがち

営業職は、自社の商品を売るため商品について語りがち。気付くと、独演会になっていることも…。

「凄くいい商品なのはわかった。でも高いからいらない」
お客様に、こう言われてしまうのです。
全く相手に響いてないやん…涙

2.まず相手の困り事を聞く

まず世間話、お客さんのこと、色々聞きます。
日常会話の中でのお困りごとを聞き出し、一緒に解決する方法を考え自社製品に結びつける。
聞く7割、話す2割、相づち1割。
私が実践している営業の基本です。

3.ハンドメイドイベントでの販売術

お客様が目の前に立ったとき、何を話しますか?
「おすすめのアクセサリー?」
「アクセサリーの素材?」
自分だけが一方的に話すと相手は「売りつけられる!」と警戒してしまいます。
「素敵なブローチですね。手作りですか?イベントにはよく来られるんですか?何かいいものありました?」ゆっくりとしたスピードで話しかけることで相手の緊張を和らげてから、一緒に作品を選んでみて下さい。ハンドメイドアクセサリーを買う際の、お困りごとがあれば是非一緒に解決してあげて下さい。
「よくしていもらった」「いいお店だった」と思われれば、また来年も来てくださいます。

4.日々実践

営業職も日々研修という名のトレーニングをしています。トークスプリクトといって、こう言われたらこう返す。という言葉のラリーを日頃から行っています。

ハンドメイド作家も急には、話上手になりません。偶然会ったママ友やご近所さん、親や子供と「聞く」を意識して会話してみて下さい。
いつもより相手が満足そうだったらあなたの勝ちです!


ちなみにワタクシ、本業の今年の売上目標は達成したので、後半は新しい戦術を練る時間にしたいと思っています。
ハンドメイド業界も、営業職も先を見越したプランニングが大事です。
残念ながら作りゃ売れる。喋りゃ売れる時代は終わりました……。

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