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ペルーといえば...?【食事編】
南米ペルーといえば、どんな食事を思い浮かべるでしょうか。私が初めてペルーと出会った時、全く同じ質問をされ、想像が全然つかなかったことをふと思い出しました。
代表的なプレートはなんといっても『ロモサルタード』です。ロモ(牛肉)のサルタード(炒め物)です。やっぱりポテトが入っていますが、シジャオと言われるペルー版醤油を使っていて、日本人にも馴染みのある味です。
日本のペルーレストランでは必ずといっていいほど定番で準備のある料理で、家庭でも簡単に作ることができます。
荒井商店の荒井さんのレシピブックは、本格的でありながら日本の食材で作れちゃいますので、ご参照ください。
ペルーは、日本の3倍の国土を有し、独特の地形から3つの地域に分かれています。気候も違えば人の雰囲気も異なり、もちろん食についても地域によって異なります。日本にも確かに郷土料理がありますが、流石に地域によって主食が変わるということはあまり聞いたことがありません。
【COSTA コスタ:海岸地域】
人は明るく陽気、海の幸が多くみられます。特に代表的な食べ物が、セビチェ!いわゆる魚のマリネです。日本でもジワジワとセビッチェを見かけることが増えてきました。コストコなんかでは、大ボックスの惣菜(メイン)コーナーで、取り扱っているのには驚きました。そして、主食としてはお米をよく食べます。(ペルーなのでもちろん芋は野菜扱いで添えてあります)
【CIERRA シエラ:山岳地域】
大人しめな人柄で、肉や川魚を食べることが多いです。特に代表的な食べ物が、パトやカブリート、セコと呼ばれる肉の煮込みです。
パトとは、アヒルのことで、鶏肉のムネ肉のような味わいです。カブリートとは、ヤギのことで、特に北部ペルーではよく食べられていて、母の日や父の日など、特別なお祝いの際には、朝自分たちで絞めて戴くこともあります。シエラでは芋をよく食べます。
そういえば、山岳地域で忘れてはいけないご馳走。それは、クイ!普段の食卓にはあまり出て来ず、お祝いの席にだけ出てきます。クイの揚げ物、クイの丸焼き。クイは何かって...?モルモットです。
【AMAZONA アマソナ:熱帯雨林地域】
実は国土の60%以上がアマゾン地域であるペルー。アマゾン川沿いに多くの民族が住んでいます。ピラニア釣りやピンクドルフィン(川いるか)を見るツアーなども有名ですね。アマゾンの地域では、主食としてバナナ(緑の食用バナナ)をあげたものを食べます。セシノという獣肉を食べることもあります。民族的ですよね!
今日はペルーの食事事情に触れてみました!美食の国と言われることもあって、バラエティに富んだ料理があります。ぜひ、日本でペルー料理、行ってみてください!