ちっちゃな決めつけの芽を取り除いていくと、正しい・正しくないの世界から飛び立ってゆける
昨日は用事があって
友人らと会っていたのですが、
ちょっとしたきっかけから、
男性陣がメンズ脱毛の話で
盛り上がっていました。
世の中で、はやり始めているのは
知っていたものの、
こんな身近にまで男性の美に対する意識が
浸透してきているとは思わず
びっくりしました。
でも、「意識」という以前に、
女性には女性の悩みがあるように
男性には男性特有の
切実な悩みがあるもの。
その悩みを聞けば聞くほどに、
最初にイメージの中で持っていた
「この人はきれいにしておくことに
それほど興味がなさそう」と
決めつけてかかっていた
自分の意識に触れるのを感じました。
こういう「ちっちゃな決めつけの芽」は
マメに摘み取っていかないと、
相手の気持ちや考えていることのみならず、
客観的な事実認識も曇らせてしまいます。
その芽がもっと育って花を咲かせてしまうと
「あの人は〇〇に違いない」というような
「誤解」や「思い込み」に発展しかねません。
そういう誤解や思い込みを避けるために
常に物事は見る側の主観でしか
見ることができないということに、
謙虚になる必要があるのです。
どんなに相手のことを
考えていたとしても、
それが本当に謙虚な姿勢かを
胸に手を当てて考えてみる。
その謙虚さが、
多様性を受け入れることだったり、
相手をリスペクトすることだったり、
正しい・正しくないの世界から
飛び出してゆく力になります。
心の習慣は人生を創っていきます。
だからどんな小さな決めつけの芽も
放置せずに丁寧に摘み取っていって
心の畑をきれいにしておく。
その豊かな土壌に
新しく芽を出すのは
「ありのままを見定め受け入れる心」です。
悩みを抱えている人やもっと自分らしく生きたい人が、毎日1センチでもいいから理想に向かって進めるよう、何かお役に立てたら嬉しいです。