カカトゥオイデス (ペルー)
学名:Apistogramma cacatuides
飼育のしやすさ :★★★★☆(85点)
水質へのうるささ:★☆☆☆☆(特に水質を選ばない)
繁殖しやすさ :★★☆☆☆(40点)
入手難易度 :★★★☆☆(比較的多く来る)
輸入状況 :半年に一度程
特記事項:個体差が非常に出やすいので理想の一匹探しも面白い
適応水質:pH4.5~7.5(6.5程度が調子が良い)
最もポピュラーなアピストと言える本種はペルーを中心に一部コロンビアやブラジルに渡り広範囲に生息するアピスト。
輸入されるのはイタヤ川付近で採取されたものが多い。
産地毎に明確な差異はないが、一匹一匹様々な色や背鰭の長さなどには違いが有る。
ビッグマウス系と称される程、大きな口が特徴。
どのヒレもこれでもかと言わんばかりに大きいため、フィンスプレッティングは迫力満点。
水質をあまり選ばず、比較的丈夫な部類。
性格:背鰭が長いオスほど警戒心が強い(気がする)
雌雄間の争いはあまり激しい種類ではないが、雌雄にサイズ差があるとメスがボロボロにされやすい。
産卵傾向:ブリード種のダブルレッドなどと真逆で、やや産卵しにくい傾向がある。
数ヶ月に一度程度の周期で産卵に至る場合が多い。
産卵スイッチ:本水槽よりやや低めの水温で多少の硬度を保つ水で水換えする事でスイッチが入る場合がある。
注意点:普段虐められたメスは産卵後、オス自慢の背鰭と尾びれを集中的に攻撃するので、産卵後はオスを即隔離した方がよいだろう。
底床選び:周囲の環境の影響を大きく受けるため、黒系の低床では黒ずみ、明るい低床では色飛びを起こす。
濃い茶色等の低床が合うのではないだろうか。
備考:やや育った個体は大きなサイズのエビでも咥えてしまう。
大きく成長したカカトは時にはオトシンクルスも咥えてしまい共倒れを引き起こすので注意。
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