バルロウィ
学名:Apistogramma barlowi
(別名:マウスブルーダー/グレッサーなど呼び方多い)
飼育のしやすさ :★★★☆☆(60点)
水質へのうるささ:★★★☆☆(導入時だけうるさい)
繁殖しやすさ :☆☆☆☆☆(15点)
入手難易度 :★★★★☆(意外と来ない)
輸入状況 :一年に一度程度
特記事項:めっちゃ丈夫だけど産卵にはコツが・・・。
適応水質:pH5.2~7.8(特に気にせず飼育可能)
非常にメガストマと似た種であり、双方ともにマウスブルーダーの性質を持つ事も知られている。
が、他魚のマウスブリーディングとは違い、口内で子育てをするほどではなく、他のアピストよりも多くの稚魚を長時間口内に保管するという程度だ。
ご覧のように大きな口が特徴。
バルロウィは比較的適応水質は幅広いが、導入時から慣れるまではやや低pHで新鮮な水を好む傾向がある。
最初からアルカリ気味にするとオスは泳がず底に沈みがちになるので「水が合ってないサイン」と思うと良いだろう。
メスは比較的中性~アルカリ性でも元気な場合が多い。
性格:割と気が強い部類ではあるが雌雄間の争いは少ない。
多種には非常に排他的な性格をしているので隣の水槽にアピストがいると雌雄での争いが極端に減る傾向がある。
オスの追い回しが激しいのでメスが棒立ちしてしまうようなら対策を練ると良い。
産卵傾向:年に1~2回程度
産卵周期は非常に遅め。
他のアピストと違い高pH(6.8~7.5ほど)の硬度ある水で飼育すると産卵しやすいが、数ヶ月という単位で高pHで飼育すると弱る場合がある。
メスとオスの好みの水がやや違う為、産卵させる時だけpHと硬度を上げるようにすると産みやすい。
(オスが弱る前に産ませよう)
ひょっこりタイプの産卵床が好み。
注意点:
一旦馴染むと非常に丈夫だが、水質悪化傾向の水槽ではシミが非常に出やすい。
底床選び:周囲の影響を受けにくいが、明るめの底床がオススメ。
備考:中々産まないので増えた時は感動する。
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