ペドゥンクラータ(旧:リオ カウラ)
学名:Apistogramma pedunculata(sp.rio caura)
飼育のしやすさ :★★★☆☆(65点)
水質へのうるささ:★★★☆☆(それほどうるさくない)
繁殖しやすさ :★★★★☆(水が合えば簡単)
入手難易度 :★★★★☆(ほぼ幻)
輸入状況 :数年に一回ほど
特記事項:プールから出たばかりのような青い唇が特徴
適応水質:pH5.2~6.8(特に気にせず飼育可能)
ホイグネイの近似種であったが近年pedunculataとしてrio cauraで採取される本種が記載された。
この辺りの種類は非常に定義が曖昧で識別が難しい。
カウラ水系以外で採取された本種以外の近似種はホイグネイ(もしくはcf.ホイグネイ)になる。
またホイグネイとも簡単に交雑してしまう事から明確なロカリティのある(採取者がわかるような)輸入以外の本種はあまり名前に囚われすぎず、この素晴らしい見た目最優先で飼育を楽しむと良いだろう。
特徴的なのはやはり唇と目の下のブルー。
そして飼い込むほどに伸長する背鰭に惚れ惚れすることだろう。
性格:比較的温和な傾向があるが同種には厳しい。(オスはメスに非常に当たりが強い)
また、怒ると目付きが変わるので是非観察して欲しい。
産卵傾向:低pHを維持するとすぐに産む。
多産な傾向があるがメスの比率が多い気がする。
産卵スイッチ:多少放置気味の水槽を好むが、穴あき病やエロモナスに弱い一面があるので観察しながら水換えをしよう。
pHの低い軟水という状態を維持しているとサクッと産卵する。
注意点:太りやすい傾向が強くアカムシメインなどの給餌では縦に大きくなってしまう。
底床選び:周囲の影響を受けにくいが真っ黒の底床では体色も黒ずみやすいのである程度茶色寄りが無難だろう。
水草とよく合う。
備考:不調な場合や警戒している時などは体全体が黒っぽくなるのでわかりやすい。
(腹部だけ真っ黒になる時はガチギレモード)
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