エレムノピゲ
学名:Apistogramma eremnopyge
飼育のしやすさ :★★★★☆(80点)
水質へのうるささ:★★☆☆☆(25点)
繁殖しやすさ :★★☆☆☆(45点)
入手難易度 :★★★★☆(よくみかける)
輸入状況 :数ヶ月に一度ほど
特記事項:全色完備の憎いやつ
適応水質:pH5.2~7.5 (比較的新水を好む)
ペルー原産のアピスト。
ビタエニアータとカカトゥオイデスの良いところ取りして2で割ったようなアピスト(割らないで欲しいけどw)
学名記載前はダイヤモンドを意味する「ディアマンテ」の名で取り扱われてた事からも分かるように、全身が派手。
惜しむらくは、大量に採取出来るようで大量に輸入されるが、採れ過ぎるからなのか現地での扱いが雑な為、輸入状態がとにかく悪い事が多い・・・。
ホームセンターなどで長く売れずに生き残っている個体は最高!(専門店が言うなっていう・・・)
一旦馴染むと水質を選ばず比較的適応範囲が広いので飼いやすい種類ではある。
性格:ややオスは攻撃的ではあるがアピストの中では温和な部類。
メスも比較的堂々としておりあまり逃げないし追われない。
多種にはかなり排他的であり、アピスト以外の魚も追い回す傾向がやや強め。
産卵傾向:比較的産卵スパンは長め。
どんな水質でも気にせず産むが、初産までがやや長い。
産卵後のメスはかなり気が荒いのでオスの背びれを噛まれないよう気をつけよう。
産卵スイッチ:比較的新水を好むようで2週間放置→水換え
などがスイッチになりやすい。
あくまでも魚の状態を見つつ水換えを行おう。
注意点:色んなアピストの良いところだけを集めたようなド派手な種類だが、派手すぎてアピスト特有の「一瞬のキラメキ」感が薄いのでアピストにハマった人ほど何故か飼わなくなる傾向がある。
常にフルメイク状態の女性みたいな・・・。
底床選び:周囲の環境の影響をあまり受けない種類だが、各色を際立てさせたいなら黒系の底床が良いだろう。
白系の底床の場合体の青さが薄れる反面赤さは目立つようになるだろう。
備考:かなり一般的なペルーアピストだが、とんでもない個体がたまに来る。
真っ赤な背びれの個体が居たら即買いだろう(;゚д゚)ゴクリ…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?